アプリ「McAfee Mobile Security」クラウド上にデータのバックアップがとれる総合セキュリティアプリ #Android

おすすめのポイント

  • 実績のあるマカフィーによる総合セキュリティアプリ
  • 3つのセキュリティアプリを統合し、ウイルス対策、盗難・紛失対策、Web脅威対策など幅広く守りを固める
  • クラウド上にデータのバックアップがとれる
  • 7日間無料のトライアルモードがある

Androidアプリ レビュー

バックアップもできる総合セキュリティアプリ

android-McAfee Mobile Security
バックアップは嬉しい機能

McAfee(マカフィー)はこれまで、ソフトバンクの「スマートセキュリティ powered by McAfee」や、NTTドコモの「ドコモ あんしんスキャン」へ技術を提供するなど、キャリアからの信頼も厚いセキュリティ企業

そして、上記2つのアプリのベースになっている「McAfee VirusScan Mobile」に、端末の盗難・紛失対策機能を備えた「McAfee WaveSecure」、不正なWebサイトへのアクセスを制御する「McAfee SiteAdvisor for Android」を加え、総合セキュリティアプリとして登場したのが、このMcAfee Mobile Securityである。

全方位的に端末を守る

機能は上記3アプリが統合したものだけに豊富で、全方位的に端末を守る。右の画像のように、セキュリティスキャン、データのバックアップ・リストア、端末のロック、データの消去、サイトアドバイザーが挙げられる。

セキュリティスキャンでは適宜、アプリだけでなくコンテンツファイルも手動・自動でしっかりスキャンし、ウイルスやマルウェアを検出する。スキャンスピードはスムーズだと感じた。

データのバックアップ機能は、総合セキュリティアプリならありそうだが実は少ないサービス。対象はSMSや通話履歴、連絡先、写真や動画などのメディアのデータで、容量は無制限。McAfeeのクラウド上(Web管理サイト)に保存される。リストア(復元)は、新しい端末などにもすることができる。魅力的な機能だが、対象データにアプリやキャリアメールがないのはちょっと惜しい。

また、端末のロックデータの消去の機能は端末を紛失した場合のためのもので、これらも上記サイトの管理画面から遠隔操作で行える。加えて、紛失した端末の位置を追跡する機能も備える。

フィッシングサイトなどのWebサイトの脅威にも対応

McAfee SiteAdvisor for Androidをベースにしたサイトアドバイザーの機能は、標準ブラウザで閲覧している際に、サイトの安全性を画面の隅に出る小さいマークで示し、危険なサイトへのアクセスを未然に防ぐ。検索をかけた時の結果一覧でもリンク先の安全性が分かるようになっていて、なかなかの優れものだ。ただし、サイトの表示速度は少々落ちる。

このように、ウイルス対策、バックアップを含めた盗難・紛失対策、Web脅威対策と、Androidでも最も幅広くセキュリティ機能を提供している1本といっていいだろう。

1ライセンス2,980円(1年契約)で、7日間の無料トライアルモードも利用可能となっている。

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