おすすめのポイント
- ICSのイメージにマッチするスタイリッシュなデザインがクール
- 人気ホームアプリがもつ機能全般をおおよそ備えている
- 画面上部の「メニューバー」、壁紙等をカスタムできる「隠しドック」など独自機能も
- ドロワーを整理する機能が充実しており、アプリを探しやすい
- テーマをアイコンや文字単位で変更でき、GO ランチャーEXのテーマなども適用可能
Androidアプリ レビュー
多機能さの中に独自性が光るスタイリッシュICSホーム
Android4.0(ICS)向けのホームアプリといえば現状、Apex LauncherとNova Launcherの2強が存在するが、そこに割って入りそうなAtom Launcherが登場した。ICSのイメージにマッチするクールなインターフェイスや、ユニークな「Atom menu」「Hidden dock」などの特長も光る期待の新星だ。
スクリーンやドック・ドロワーのページ増減、グリッドの調節、ウィジェット・フォルダ・ショートカットの機能、ジェスチャー、テーマ変更、各種スクロール設定など、基本的なカスタマイズは既存の人気ホームアプリと同様の機能をほぼ網羅している。また、動作についても滑らかだ。
前出の「Atom menu」とは、画面上部に常時表示されるメニューバーで、Atom widget(時計や検索窓など)と各種設定項目へのアイコン等(5個まで入れ替え可能)で構成されている。好みがわかれるかもしれないが、ホームアプリ純正のウィジェットとして統一感が出るほか、設定ショートカットして便利ではある。
また、ドックをスワイプアップすると「Hidden dock」を使うことができる。ここでは、壁紙にフィルタをかけたり、スクリーンのエフェクト(アニメーション)、アイコンの透明度調整(Transparency)が行える。テーマとは違った部分でホーム画面の雰囲気を変えられる、新しい仕掛けといえるだろう。
数多くのテーマに対応
テーマ設定についてもカスタマイズ性が高い。デフォルトで用意されているテーマのほか、Playストアなどに多数あるGO ランチャー EXのテーマも適用できるようになっている。テーマを選んで[Use Theme]をタップして変更する。
また[Change Icon]ではアイコンデザインのみ、[Change Point Color]ではテキストなどの一部カラーのみを変更といったことも可能だ。
整理機能が充実のドロワー
非常に使い勝手がいいのがドロワー。たくさんのアプリをインストールしていても、ドロワー内を検索できるうえ、フォルダを作ったりアプリ個々の順序入れ替えなども行えるようになっている。
そして、アプリの並びも「ABC」「あいうえお」順にソートできる。この結果、頭文字で区切って表示してくれるため、整然としたレイアウトとなり、アプリがとても探しやすい。
[Launcher Settings]→[All apps]→[Hide apps]からはドロワー内でアプリの非表示も行える。起動する必要のないアプリや他人に見られたくないアプリがある人は、ここで隠してしまおう。これらドロワーの整理機能については、Apex Launcherなどと比べても優位な点といえそうだ。
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