配送スピードに定評のあるAmazonでは、「お急ぎ便」などのオプションを活用することで注文当日に商品を受け取れることさえあります。ところが配送オプションを駆使しても、在庫状況や天候、物流の混雑具合によっては発送の遅延が発生するケースもあります。
本記事では、Amazonで発送が遅れている場合に考えられる原因を解説。商品が届かないときの問い合わせなど対処法もあわせて紹介します。
Amazonの発送・配送が遅いときに考えられる6つの原因
Amazonの発送・配送が遅いときに考えられる原因を6つピックアップしました。まずは該当するものがないか確認してください。
原因1:大型セールの期間と被っている
「プライムデー」や「ブラックフライデー」など大型セールの開催期間前後は、注文数の増加によって物量が集中しやすい時期です。その影響で梱包などの発送準備に時間がかかったり、配送の遅延が発生しやすくなったりします。
大型セール時はお届け日が表示されないことも
実際に筆者が「プライム感謝祭」の期間中に商品を注文した際、一時的にお届け日が表示されない状況になったことがありました。数日後には配送日が表示されるようになったものの、注文殺到によりシステム反映まで追いつかないような事態になるケースは少なくないでしょう。
配達予定日を過ぎても商品が届かないときは、時期的な要因による遅延の可能性も考慮したうえで、Amazonやショップに配送状況を確認しましょう。
原因2:支払い方法が承認されない
Amazonでは決済が正常に完了して初めて発送準備が始まります。そのため、支払い方法に不備があると発送が遅れる原因となります。
クレジットカードやキャリア決済は、システム上で承認されるまでに時間を要する場合があるため注意が必要です。また、「あと払い(ペイディ)」は注文のたびに与信審査がおこなわれるため、利用状況によっては承認が降りないケースもあります。
登録しているクレジットカードの有効期限切れに注意
さらに、カード決済で意外と見落としがちなのが「有効期限」です。注文から決済が承認されるまでのわずかな間に期限が切れてしまうと、承認がスムーズにおりず、発送遅延の原因になることもあります。
現在使っているカードの状況は、Amazonの「お客様の支払い方法(Amazonウォレット)」からいつでも確認・更新が可能です。トラブルを防ぐためにも、あらかじめ不備がないか確認しておきましょう。
原因3:在庫切れになっている
Amazonの商品ページで「在庫あり」と表示されていても、すぐに出荷できないケースがあります。
特に、マーケットプレイス出品者の商品でこのようなケースが起きる可能性があります。配送センターではなく、出品者の手元で在庫を管理している商品があるためです。
リアルタイムの在庫更新が間に合わず、タッチの差で品切れになるケースも考えられます。こうした場合は、出品者に直接問い合わせてみると、その後の配送スケジュールを確認できるかもしれません。
| 表示名 | 内容 | 発送される時期 |
|---|---|---|
| 在庫あり | 少なくとも1つのフルフィルメントセンターには在庫がある商品の場合 | 数時間から数日(お選びの配送オプションに応じて変動します)以内に発送準備が開始される |
| 通常2〜3日以内に発送 | 近隣の卸売業者から取り寄せる商品の場合 | 注文日から2 - 3日以内に発送準備が開始される |
| 通常◯〜◯週間/カ月以内に発送 | 卸売業者から取り寄せる商品の場合 | 注文日から記載の期間以内に発送準備が開始される |
| 発売前/予約注文可 | 最新の発売日情報がその商品詳細ページに表示されている商品の場合 | 該当発売日以降に発送される |
| この商品は(日付)に発売予定です | 発売前の商品の場合 | 該当発売日以降に発送される |
| 一時的に在庫切れ | 現時点では在庫がないものの、ご注文自体は可能な商品の場合 | - (注文不可) |
| 現在お取り扱いできません | 現時点では注文をお受けできず、在庫を再確保できない可能性のある商品の場合 | - (注文不可) |
Amazonが販売、発送する商品の在庫状況は表示で確認できます。「在庫あり」と表示されていれば、数時間から数日ほどで発送されるはずです。
なお、「通常2〜3日以内に発送」や「通常◯〜◯週間/カ月以内に発送」は注文確定後に取り寄せが必要になる商品のため、発送が遅くなる可能性がある点に留意してください。
原因4:海外やマーケットプレイスからの発送
Amazonマーケットプレイスの商品は、出品者が自ら発送を担うケースが一般的です。そのため、ストアの体制によっては発送までに日数を要する場合があることを覚えておきましょう。
小口出品者および大口出品者は、注文を受け付けてから通常2営業日以内*に商品を発送します。国内の出品者が国内にお届けする場合、注文確定から商品到着までに3-6営業日かかります。上記以外の場合、発送してから商品到着までの日数は、発送元、およびお届け先によって異なります。(税関などの関係で、さらに日数がかかることもあります)
- 発送元が海外でお届け先が国内の場合: 1-15営業日
- 発送元が国内でお届け先が国外の場合: 4-25営業日
特に、海外の出品者から購入する際は注意が必要です。注文確定から発送まで「最大15営業日」というガイドラインがあるため、手元に届くまでに2週間以上かかることも珍しくありません。
Amazon Haul(ホウル)からの注文や、Amazon海外ダイレクトの商品を購入した場合は、手元に届くまでに日数がかかるものとして待つ必要があります。
原因5:定期おトク便に設定されている
通常注文する商品と同様に、定期おトク便に設定されている商品も注文履歴に表示される仕様です。
注文履歴でお届け予定日や配送状況が確認できる
先の予定の注文が注文履歴に表示されるだけでなく、日程が近づかないと発送されないので「発送されないのはなぜ?」と思う人もいるかもしれません。
定期おトク便の配送スケジュールページ
定期おトク便に設定されている商品の場合は、定期おトク便の配送スケジュールページを開き、をタップ。次のページで配送日を調整してください。
原因6:注文時に「まとめて配送」設定した
注文時に「まとめて配送」設定してしまうと、発送タイミングが最も遅い商品に合わせられることになります。その結果、在庫がすぐにある商品まで配送センターで待機状態となり、個別に送る場合よりも手元に届くのが大幅に遅れる可能性があります。
「まとめて配送」を選ぶと発送が遅れがちに
実際に購入画面を進めていくと、「準備ができた順に送る」か「一括で受け取る」かを選ぶ画面が出てきます。ここで「まとめて配送」を選んでしまうと、入荷に時間のかかる商品が1つあるだけで、他のすぐ届くはずの商品までその日程に合わせて足止めを食らってしまうというわけです。
急ぎの品があるときは、個別に送ってもらうようにするのが安心でしょう。
発送・配送が遅いときの対処法(問い合わせ方法)
ここでは、商品がなかなか届かないときの問い合わせ先や、問い合わせ方法をケース別に紹介します。
発送されない場合
商品を注文してから発送されるまで時間がかかっており、いつ発送されるのか分からない場合、出品者に直接問い合わせるのが確実です。ここでは、出品者に直接問い合わせる手順について解説します。
Amazonが出品している商品に関しては、カスタマーサービスに問い合わせましょう。カスタマーサービスへの問い合わせ手順は以下の記事で解説しています。
まずは注文履歴から注文情報をチェック
まずは注文履歴から注文情報を確認します。注文履歴で発送されていない商品を選択し、次の画面で上部の商品アイコンをタップします。
Amazonもしくは出品者へ確認をする
商品詳細画面を開いたら、販売元もしくは出荷元のストア名をタップ。ストアを開いたら、を押してください。
すると、出品者(ストア)と直接やり取りできるチャットが表示されます。あとは、ストアに発送日や配送スケジュールについて確認をしてください。
配送が遅延している場合
配送が遅延している場合、追跡システムで荷物の状況(現在地)を調べた上で、配達業者(ヤマト運輸や佐川急便)に直接問い合わせる方法がおすすめです。
配達をAmazonがおこなう場合は、Amazonカスタマーサービスに問い合わせましょう。
注文履歴から配送情報をチェック
まずは、注文履歴画面で現在の配送状況を調べます。注文履歴で該当の商品をタップすれば、業者やトラッキングID(追跡番号)、現在の荷物の大体の位置を確認できます。
上の画像の例だと業者は「ヤマト運輸」で、現在商品は配送業者に引き渡された段階にあると確認できます。ここで、トラッキングIDを長押しし、コピーしておきましょう。
業者の追跡システムで荷物の状況(現在地)を調べる
続いて、業者の追跡システムで、最新の荷物の状況(現在地)を調べます。今回はヤマト運輸の追跡サービスを参照しますが、佐川急便や日本郵便でも大体の手順は同様です。
Googleなどで「ヤマト運輸 追跡」などと調べてヤマト運輸の「荷物お問い合わせシステム」へアクセスします。ここで先ほどコピーしたトラッキングIDをペーストすれば、荷物の詳細の位置が分かります。
配達業者に直接問い合わせる
「配達中で止まっている」「営業所にあるのに配達されない」といった場合、荷物がある場所(営業所など)に直接連絡してみましょう。営業所名などでインターネット検索すれば電話番号を取得できます。