Audible（オーディブル）を休会／再開する方法と注意点

対象のオーディオブックが聴き放題になるAmazonのサブスク「Audible（オーディブル）」には、休会制度があるのをご存知でしょうか。一定期間サービスを休止できるので、Audibleを解約するか迷っている人や、長期出張などで一時的にAudibleを使えない人などにおすすめです。

本記事では、Audibleの聴き放題プランを休会する方法や注意点のほか、会員プランを再開する方法も解説しています。

Audibleの「休会」とは、一時的にAudibleの聴き放題会員プランを休止できる制度です。

最長3カ月まで1カ月単位（30日／60日／90日）で休会可能で、休会中は月額料金の支払いは発生しません。もちろん休会中は聴き放題対象作品を聴けなくなりますが、いつでも簡単に再開することができます。

「退会」や「解約」はサービスをやめることを指します。それに対して「休会」は一時的な休止です。

退会してしまうと、もう一度Audibleの聴き放題プランを利用するには再登録が必要になります。一方、「休会」であれば再度アカウント情報を登録したり支払い情報を追加したりといった操作は不要です。休止期間が終了すれば自動的に会員資格が復活します。

休会中は、聴き放題プランは利用できないものの、一部のポッドキャストやダウンロードしたタイトルなどは聴取可能です。また、作品の単品購入も30%OFFになります。

休会の期間が終了すると自動的に聴き放題プランが開始されます。

また、休会期間が終了する前に「再入会」することも可能です。再入会の手順は後述しています。

Audibleを休会する方法は3つあります。

• スマホ版ブラウザから休会する
• PC版ブラウザから休会する手順
• Android版アプリから休会する

自分にとって操作しやすい方法で手続きしましょう。それぞれについて順に解説します。

スマホのブラウザでAudibleの公式サイトにアクセスし、休会手続きをおこないます。

PC（パソコン）版ブラウザから休会する手順を解説します。STEP2からはスマホ版ブラウザから休会する手順と同様です。

スマホのAudibleアプリから休会する手順を紹介します。この操作はAndroid版アプリのみ可能で、iOS版アプリには対応していません。

Audibleで休会する際に知っておきたい注意点をまとめました。

無料体験中に休会しようとしても、手続き画面で休会の案内が表示されず、休会できないようになっています。したがって休会可能なのは、月額料金を支払う有料会員になってからということになります。

休会は12カ月に1回のみ可能で、休会すると向こう1年間は休会手続きがおこなえません。

たとえば10月1日から2カ月間休会した場合、12月1日から聴き放題プランが再開し、止まっていた月額料金の請求も、次回請求日からスタートします。

再度休会するなら、12月1日にプランが再開した12カ月後（翌年の12月1日）でないと休会できない仕組みになっています。

休会中にライブラリにある聴き放題対象作品を聴こうとしても、「これを聞くには、アクティブなAudibleメンバーシップが必要です」と表示され、コンテンツを再生できません。聴き放題対象作品を新たにダウンロード・再生することも不可能です。

ただしAudibleの聴き放題会員には、「配信されている作品を定価の30%OFFで買える」という特典もあり、これは休会中でも有効です。購入した本については、休会している間も聴き放題です。

30日／60日／90日の休会期間を過ぎると、自動で元の有料会員プランに戻り、月額料金の請求も再開します。

Audibleの聴き放題プランに戻るつもりがない場合は、休会中に解約手続きを済ませておくことをおすすめします。

Audibleは休会申請した期限を過ぎると、自動で有料会員プランが再開しますが、期限の前に手動で再開することも可能です。

再開手続きはブラウザからのみで、Audibleアプリからはおこなえません。

ブラウザから休会したときの手順のSTEP2まで進み、画面右上の［◯◯（名前）さん、こんにちは！］を押し、［アカウントサービス］を選択します。「Audible会員特典」の下にある［再開する］を押せば、操作完了です。

休会が終了し、有料会員として再び対象作品の聴き放題を楽しめます。