ChromecastやAndroid TV、Nexus PlayerといったGoogle Cast対応デバイスのために提供されている「Google Cast」アプリの名称が変更されることが分かりました。Googleがアプリ内で告知しています。
新しいアプリ名は「Google Home」。今年5月に発表され、価格や発売日などが本日明らかにされたばかりの音声ホームアシスタント「Google Home」と同名となります。この音声ホームアシスタント「Google Home」はGoogle Cast機能を搭載しており、その他のGoogle Cast対応デバイスは「Google Home」を軸に展開していくことになります。
Google Castアプリを起動すると名称変更について案内される
とは言え、「Google Cast」アプリは元々、「Chromecast」という名称でリリースされ、今年3月にわざわざ「Google Cast」に改名された経緯があります。そうだとすれば、今年3月時点で開発が進められ、Googleのスマートホーム戦略の要となっていくであろう音声ホームアシスタント「Google Home」にアプリ名が寄り添うことになる展開を予見できないわけがありません。Google内部で何らかの混乱があったのか、それとも部門間の単なる連携不足なのかは分かりませんが、あまり頻繁にアプリ名を変更されるとユーザーとしては困惑させられるだけでしょう。