Chromecastアプリが「Google Cast」に改名される理由

Googleは3月22日、Chromecastアプリの名称を「Google Cast」に変更することを明らかにしました。スマホのホーム画面から「Chromecast」のアプリ名が消え、「Google Cast」に置き換えられることになります。

元々、ChromecastアプリはHDMIドングル「Chromecast」の登場とともにリリースされ、初期接続設定などに必要とされてきました。一方で、Chromecastの主要機能であるキャスト機能の名称は「Google Cast」とされており、ChromecastアプリはGoogle Cast対応アプリを紹介することでGoogle Cast機能のひとつのハブとなってきました。

さらに2013年のChromecast発売以降、Google Cast対応アプリは増加しており、Nexus PlayerやAndroid TV、Chromecast AudioのようにGoogle Castがカバーするデバイスの種類も多様化してきています。要は、ChromecastアプリはChromecastだけのものではなくなってしまっているわけです。

そこでGoogleは、Chromecastアプリが置かれている現状を反映するため、アプリ名をGoogle Castに変更することにしたといいます。今のところ、アプリの機能変更などの予定はアナウンスされていません。

Chromecast改めGoogle Castアプリ(Android/iOS)のアップデートは今週中に実施される予定です。