MMD研究所とコロプラによるリサーチサービス「スマートアンサー」において音楽・動画・電子書籍に関する定額制サービスの利用実態調査がおこなわれ、その結果が公開されました。調査期間は4月11-13日で、有効回答数は1725名。
まず事前調査として、スマホを所有する8271名に定額制サービスの利用経験の有無について尋ねたところ、音楽配信サービスの利用経験が24.6%、動画配信サービスが22.1%、電子書籍読み放題サービスが15.3%でした。
動画配信サービス
このうち定額制動画配信サービスを現在利用している646名に対し、利用したことがあるサービスを複数回答で質問すると、「Hulu」が43.3%と最多で、2番手に「dTV」が33.9%、3番手は「Amazonプライム・ビデオ」が27.2%で3強となりました。
どれがいい? 定額制の動画配信(見放題)サービスの比較と選び方
メインで利用している定額制動画配信サービスに関しても、「Hulu」が28.3%と最も多く、次いで「dTV」が23.4%、「Amazonプライム・ビデオ」が15.0%と続きました。
属性別では、社会人の利用で最も多かったサービスが「Hulu」、学生や専業主婦は「dTV」の利用が多い結果となっています。
音楽配信サービス
また、定額制音楽配信サービスを現在利用している703人に対して、メインで利用している定額制音楽サービスを質問。「LINE MUSIC」が20.8%と最も多く、次いで「Apple Music」が17.8%、「Amazon Prime Music」が17.4%で続いています。
LINE MUSICは学生、Prime Musicは社会人の利用が突出するなど、属性により利用サービスが大きく異なる傾向もみられています。
電子書籍サービス
このほか、定額制電子書籍読み放題サービスを現在利用している376名に利用したことがあるサービスを尋ねたところ、「dマガジン」が42.0%、「コミックシーモア」が26.6%、「Yahoo!ブックストア読み放題」が14.1%で上位にランクイン。
dマガジンの利用率は属性にかかわらず高く、女性向けマンガを豊富に揃えるコミックシーモアは特に専業主婦層からの人気を集めています。