LINEは、LINEの各種サービス利用や加盟店でのショッピングなどを通じてポイントを貯めることができ、電子マネーとして交換しショッピングや銀行口座への出金も可能なサービス「LINE ポイント」を開始します。合わせて、JCB加盟店で利用できて2%のLINEポイントが還元されるプリペイドカード「LINE Payカード」も発行スタートしました。
LINEポイントとは
本日3月24日より提供開始となった「LINE ポイント」は、LINEプラットフォームの中でポイントを貯めて使えるサービス。
1ポイントの価値は1円相当。1000ポイント以上で自身のLINE Pay残高に電子マネーとして交換も可能です。LINE Pay加盟店でのショッピングや友だち同士の送金、指定の銀行口座への出金、いわゆる“現金化”も可能となっています(ただし、出金には1回200円の手数料が必要)。
※LINE Payは、LINEを介したモバイル送金・決済サービスです。
「LINE Pay」の使い方 超入門──登録の方法からチャージ・決済の手順、本人確認についても解説
4月25日からは従来の「LINEフリーコイン」がLINEポイントに統合され、LINEアプリ内のサービスでもLINEポイントを貯めたり、スタンプや着せ替えの購入などに使えるLINEコインへも交換できるようになります。さらに今後、Amazonギフト券、nanacoポイント、Pontaポイント、WAONポイントへの交換対応も予定されています。
LINEポイントを2%還元するLINE Payカード
今回、このLINEポイントを利用できるシーン、貯められるシーンを格段に広げるのが、新たに発行される「LINE Payカード」です。
「LINE Payカード」の使い方──申込からチャージ・決済の方法、LINEポイントの貯め方まで
LINE Payカードでは、LINE Payの残高を国内外約3000万店のJCB加盟店での支払いに使えるだけでなく、利用金額の2%分(100円につき2ポイント)のLINEポイントが貯まります。この還元率はキャンペーンではなく恒久的なもので、各種クレジットカードやポイントカードと比べても最高水準である点は注目でしょう。
LINE Payカードには与信審査や年齢制限がなく、国内LINEユーザーならLINEアプリ内のLINE Payホーム画面から申し込みが可能。入会金や年会費等も無料です。
カードは4種類のデザインから好みのものを選べるほか、LINE Payと連動して利用直後にLINEトークでプッシュ通知が送られてくるため、リアルタイムで残高や利用履歴の確認ができます。
LINE Payのチャージ・決済の幅が拡大
LINEポイントやLINE Payカードのハブとなる機能が「LINE Pay」ですが、国内6800万人に上るLINEユーザーのおサイフを謳い、そのチャージ(入金)・決済の提携先も拡大されます。
チャージ面では、都市銀行5行(みずほ・三井住友・三菱東京UFJ・りそな・埼玉りそな)をはじめ、横浜銀行などの地方銀行、ジャパンネット銀行の口座と連携が可能になり、オートチャージ機能やチャージ専用口座(ジャパンネット銀行のみ)なども新たに開始されます。
また、オンライン加盟店や決済代行会社の拡大、オフラインでのバーコード決済に対応するほか、ローソンの店頭でLINE Payカードを提示して現金を支払うことで、LINE Pay残高へのチャージもおこなえるようになります(6月予定)。