ソフトバンクは既報の新たな国内通話の定額制料金プラン導入に加え、データ通信プランで通信量の繰り越しが可能なプランを開始するようだ。朝日新聞が7日、報じた。サービス開始は7月で、6月11日から予約を受け付ける予定だという。
朝日新聞によると、新しい通話定額プランの基本料金はドコモと同じ。スマホで月額2,700円、フィーチャーフォンは月額2,200円となる。また、データ通信プランについては、家族間で分け合えるコースを用意するほか、データ通信量の枠を翌月に繰り越せるコースも選べるようにする。両プランともに料金は同じで、データ通信量の上限は2〜30GBの6段階、料金は段階に応じて3,500円から22,500円とのこと。
ドコモは、家族でデータ通信量を分け合う「シェアパック」プランを前面に押し出すことで家族ユーザーの新規獲得とMNPによる流出ユーザーの取り戻しを図っているが、ソフトバンクはデータ通信繰り越しプランで差別化を図るようだ。
ドコモは今月1日から新料金プランを開始している。また、KDDI(au)が8月にも通話定額制を導入すると報じられており、その料金設定はドコモと同程度となる見通し。
国内大手通信キャリア3社が揃って、国内通話定額プランとデータ通信プランの二本立てに移行することになりそうだ。
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