世界中で大人気となったアクションゲーム「Flappy Bird」が、アプリストアから姿を消したのは記憶に新しいが、早くもトロイの木馬を含んだ同ゲームの偽アプリが横行しているという。トレンドマイクロが伝えている。
もう入手できないアプリを狙う手口
今回確認されている偽のFlappy Birdは、本物のアイコンとまったく同じ外観。オリジナルにはないテキストメッセージの読み取り権限などを要求する。主にロシアやベトナムで多発している事案だが、インストールして起動すると、SMSで課金する仕組みのプレミアムメッセージを不必要に乱発するという。
またゲームプレイ中には、ユーザーに知られないように外部サーバに接続し命令を待機。電話番号やGmailアドレスなども送信するため、個人情報漏洩の危険もはらむという。さらに、有料課金機能まで備えており、あくまでゲームのために支払うことを装っている。
App StoreおよびGoogle Playでは入手できなくなってしまったこともあり、今からFlappy Birdを探しているユーザーは特に注意したほうがいいだろう。
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