Androidスマホに続き、iPhone 8やiPhone 8 Plus、iPhone Xなどが対応したことにより注目を集めているワイヤレス充電器。スマホをケーブルに繋いで充電するタイプが一般的ですが、ワイヤレスなら充電器の上に置くだけで給電ができます。
対応するスマホを手に入れた人は、ぜひ使ってみたいと思っていることでしょう。しかし、様々なメーカーからが発売されており、どれがいいか迷ってしまいます。
そこで今回は、ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺のポータブル商品・携帯チームプロダクトスペシャリストの下田将志さんに、ワイヤレス充電器を選ぶときのコツや売れ筋を聞きました。
ワイヤレス充電器を購入する人の傾向は?
下田さんは、ワイヤレス充電器を購入する人の傾向について、「30代以上の男性がほとんどで、ガジェット好きな方が購入されている印象が強い」といいます。また、2018年発売予定のAppleのワイヤレス受電ドック「AirPower(エアー・パワー)」までの「つなぎ」として購入する人も目立つとのこと。
「ワイヤレス充電器よりも充電ケーブルにつないだほうが充電が早いケースもありますが、頻繁に利用しているとケーブルの端子が傷んでしまう恐れがあるので、抜き差しの回数を減らし、端子が傷むのを防ぐためにワイヤレス充電を選ばれる方もいます」(下田さん)
ワイヤレス充電器を選ぶときのコツ・注意点
ワイヤレス充電器を選ぶときのコツや注意点を紹介しましょう。多くの機種がありますが、充電のタイプやコイルによって違いがあります。
タイプ
パッド型とスタンド型の2種類があります。パッド型は、充電器の上にスマホやタブレットなどの端末を乗せて充電をするタイプで、小型で持ち運びが楽です。しかし、適切な位置に端末を置かないと充電ができていないことがあるので、スマホの中心を充電器に置くよう心がける必要があります。
スタンド型は、端末をスタンドに立て掛けて充電するタイプで、スタンドに角度が付いているため、動画などを見ながら充電できるというメリットがあります。ただし、サイズが大きくさばるため、パット型に比べると持ち運びには不向きといえるでしょう。
コイル
コイル数が1つのシングルコイルタイプ、2つ以上の複数コイルタイプの2種類あり、コイル数が多いほど安定した給電が可能になります。シングルコイルタイプは、主にパッド型の充電器に採用されており、コンパクトで持ち運びが便利な一方、コイルが1つしかないので適切な位置に置かないと充電できません。
複数コイルタイプは主にスタンド型の充電器に多く、コイルをスタンド側面にバランスよく配置してあるので、どの位置においても安定した充電ができるのが特徴です。
注意点
「製品によって、ケースをはめたら使えないものがあります。『ワイヤレス充電対応/非対応』と記載しているメーカーもありますが、書かれていないものがほとんど。ワイヤレス充電をしたい場合は、クリアタイプやハードタイプと呼ばれる樹脂でできたケースを選ぶことをお勧めします」(下田さん)
手帳型や衝撃に強いタイプのケースは厚みがあるため、ワイヤレス充電器が反応しない場合が多いとのこと。ケースをしたまま充電したいという方は、薄くて金属が入っていないものを選ぶとよいでしょう。不安な場合は、店員に相談したり、店頭に置いてあるワイヤレス充電器で実際に充電が可能か試してみたりすると安心です。
「また、ほとんどのモデルがパッドの部分とコンセントに刺すためのアダプターが付属していません。今までスマートフォンで使用していたものを流用してもよいですが、最終的にワイヤレス充電器の性能がアダプターの性能に引っ張られるため、急速充電ができるタイプのアダプターを新たに買い求めてもよいでしょう」(下田さん)
充電のスピードはワットで表示されることが多く、商品パッケージ裏面の性能欄を見ると確認できます。アウトプット(出力)が9W、10Wのものは急速充電にも対応していて、早く充電ができるそうです。
ワイヤレス充電器の売れ筋ランキング
それではお待たせしました。ワイヤレス充電器の売れ筋ランキングをご紹介します。
1位:iQ Labo YG-W-WD
最近は木目デザインを好まれる人が多く、同じモデルでも製品1つずつ木目のデザインが違うのが特徴とのこと。値は張るけれど、デザイン性で選ばれる人が多いそうです。
- メーカー:iQ Labo
- 型番:YG-W-WD
- 認証規格:Qi
- 最出力:10W
- サイズ:直径90mm、厚さ10mm
- 重量:100g
- ヨドバシカメラ特別価格:5,960円(税込)
2位:ELECOM W-QA01
ワイヤレス充電のほとんどは白や黒ですが、好きなカラーを選べるのが魅力で、下田さんおすすめの商品。色はブラック、ゴールド、シルバーの3種類があります。
- メーカー:ELECOM
- 型番:W-QA01
- 認証規格:Qi
- 最出力:5Wまたは9W
- サイズ:直径53.5mm、厚さ9.5mm
- 重量:約28g
- ヨドバシカメラ特別価格:4,290円(税込)
3位:iQ Labo WC-FC-S
3つのコイルを使用しており、どこに置いても充電できるため、安定感があります。
- メーカー:iQ Labo
- 型番:WC-FC-S
- 認証規格:Qi
- 最出力:10W
- 重量:約135g
- ヨドバシカメラ特別価格:4,950円(税込)
4位:ELECOM W-QC01
車移動が多いユーザーに人気の商品で、スマホをホルダーに挟むだけで充電できます。スマホを固定できるので、安定感は抜群です。
- メーカー:ELECOM
- 型番:W-QC01
- 認証規格:Qi
- 最出力:5Wまたは9W
- サイズ:Qiパッド部 直径53.5mm×厚さ9.5mm、車載ホルダー部 幅105mm×厚さ125mm×高さ97.5mm
- 重量:約120g
- ヨドバシカメラ特別価格:6,080円(税込)
構成・文:吉成早紀
編集:アプリオ編集部
取材協力:ヨドバシ吉祥寺