Windows 10には、DVDを再生するための標準アプリがプリインストールされておらず、そのままではドライブにソフトを読み込んでも閲覧できません。
そこで今回は、DVDの動画を再生するための方法を解説します。DVDの動画を再生するには、有料のMicrosoft公式アプリと無料のサードパーティ製アプリがあるので、それぞれ紹介しています。
Windows 8以降はDVDを再生するためのアプリが必要

Windows 8以降のOSを搭載したパソコンでは、買ったままの状態だとDVDソフトを再生することはできません。今はNetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスで映画を見る人も多いので、久しぶりにDVDソフトを使用して戸惑ったユーザーもいるのではないでしょうか。
試しにDVDドライブにソフトを挿入しても、「Windows Media Player」アプリでは再生できません。
再生用アプリがプリインストールされているケースも

「Windows Media Player」ではDVDを再生できない
パソコンによっては、DVD再生用のアプリがインストールされているケースもあります。
持っているパソコンが対応しているか確認するためには、タスクバーの検索窓で「自動再生」と入力し、[CDまたは他のメディアの自動再生]をクリックします。

画面の場合では、再生用アプリはプリインストールされていないのでインストールする必要がある
エクスプローラーで「DVDムービー」を選択して「Play DVD(DVDプレイヤー)」が表示されていれば、DVDを再生できます。
表示されていない場合は、次に紹介する手順でDVDを再生するためのアプリをインストールしましょう。
DVD動画を再生する方法
Windows 10でDVDで再生するために必要なアプリと利用方法を紹介します。ここでは、Microsoftが提供する有料アプリと、サードパーティ製の無料アプリを紹介します。
Microsoftが提供する有償アプリをインストール
Microsoftが提供する「Windows DVDプレイヤー」は、1750円の有料アプリです。少々高く感じるかもしれませんが、Windows 10を開発しているMicrosoftのアプリなので、安心して使えます。
試用版も用意されているため、購入後に持っているパソコンで使えないといった心配もありません。また、同じMicrosoftアカウントでログインすれば最大81台の端末にインストールできます。
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Microsoft Storeで「Windows DVDプレイヤー」をインストール
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「Windows DVDプレイヤー」を起動する
最初は試用版を試してみましょう。画面が切り替わったら[無料試用版]をクリック。インストールが完了すると、[無料試用版]が[起動]に切り替わるので、クリックして起動してください。
Windows DVDプレイヤーを起動すると、パソコンと互換性をチェックする画面が表示されます。チェックが終わったら、持っているDVDソフトを挿入します。
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DVDソフトを挿入してビデオを再生する
互換性がある場合は再生画面に「DVDプレイヤーにはこのデバイスと互換性があるようです。」と表示されます。利用できることが確認した上で、有償版を購入しましょう。
インストール後はアプリを意識することなく、読み込んだDVDファイルを開けば再生できるようになります。
先ほど紹介した「CDまたは他のメディアの自動再生」の項目にも「Play DVD(DVDプレイヤー)」が表示されました。
サードパーティ製のフリーソフトも
Windows 10でDVDを再生できるフリーソフトも紹介します。ここでは、定番ソフトの「VLC media player」をインストールしてみます。なお、フリーソフトの導入は自己責任でおこなってください。

[ダウンロードVLC]をクリックして、「Windows」を選択すればOKです。

VLC media playerをインストールして起動したら、画面の左上に表示されている[メディア]から[ファイルを開く]をクリックします。

エクスプローラー画面が表示されたら、再生したいファイルを選択して[開く]をクリックすれば動画が再生できます。

また、再生したいファイルをエクスプローラーから起動しているVLC media playerにドラッグ&ドロップで読み込んでも、同じように再生することが可能です。