UQモバイルからahamoへ乗り換え前に確認、メリット・デメリットまとめ

どんなUQモバイルユーザーがahamoの乗り換えに向いている?

KDDIが提供する「UQモバイル」は、データ繰り越しやデータ節約モードが便利なうえ、月額料金も割安なauのサブブランドです。

そんなUQモバイルユーザーの中には、ドコモが提供するオンライン専用ブランド「ahamo(アハモ)」への乗り換えを検討している人もいるでしょう。ahamoは月間データ容量20GB・月額2970円のシンプルなワンプランとして人気を博しています。

本記事では、UQモバイルからahamoに乗り換える際のメリットとデメリットを解説。どんな人が乗り換えに向いているかもまとめているので、参考にしてみてください。

UQモバイルからahamoに乗り換えるメリット・デメリット

UQモバイルとahamoに乗り換える場合、必ずしもメリットばかりとは限りません。人によっては乗り換えることで料金が高くなったり、サポート面で不安を感じてしまったりする場合もあります。

本記事で記載している価格は、特に断りがない限りすべて税込価格で表記しています。

メリット1:利用するデータ容量が毎月20GB程度ならahamoがお得

ahamoはシンプルなワンプラン

乗り換えを検討する際に、まずは自分が毎月どのくらいのデータ通信を利用しているかを確認してみましょう。

月額料金の比較
UQモバイル ahamo
3GB/月 【くりこしプランS +5G】1628円 -
15GB/月 【くりこしプランM +5G】2728円 -
20GB/月 - 2970円
25GB/月 【くりこしプランL +5G】3828円 -

※UQモバイルは、12カ月間無料で月間データ容量が増量する「増量オプションⅡ 1年間無料キャンペーン」適用外の場合

UQモバイルは月間データ容量に応じて3つのプランから選べる一方、ahamoは1種類のみのシンプルなプランです。

月間データ容量が15GB以上20GB未満の人は、ahamoのほうが割安です。

UQモバイルで1年間データ増量無料キャンペーンを適用した場合

UQモバイルで1年間データ容量増量キャンペーンを適用すると、「くりこしプランM +5G」ではデータ容量が15GBから20GBでahamoと同じになり、ahamoより月額142円安い計算になります。

しかし1年以上使うことを考えれば、月間データ容量が15GB〜20GBの範囲内の人はahamoのほうがコスパに優れています。

なお、月間データ容量が15GB未満あるいは20GBを超えるならUQモバイルのほうが割安なので、乗り換えの際は自身のデータ利用量を確認してください。

メリット2:5分以内の国内通話が何度でも無料

ahamoの基本プランには、5分以内の国内通話無料が含まれています。何度かけても5分以内に通話を終了させれば通話料が発生することはありません(海外での発信や0570番号など一部を除く)。

店の予約など、5分以内のちょっとした通話が多い人にahamoはおすすめです。

通話オプションの比較
UQモバイル ahamo
24時間かけ放題 月額1870円 月額1100円
10分以内の通話がかけ放題 月額770円 -
毎月60分まで通話無料 月額550円 -

※UQモバイルの場合、「60歳以上通話割」対象ユーザーは24時間かけ放題オプションが月額770円

また、24時間かけ放題のオプションも、UQモバイルが月額1870円であるのに対して、ahamoは月額1100円と770円も割安です。

UQモバイルは1回あたり10分以内の通話が無料になるオプションや、1カ月あたりの通話が60分まで無料になるオプションなども提供していますが、ビジネスなどで通話が多い人はahamoの通話オプションのほうが向いているでしょう。

メリット3:契約・解約時の事務手数料が無料

手数料の比較
  UQモバイル ahamo
新規契約・機種変更 3300円 0円
解約
  • くりこしプラン+5G、くりこしプラン、スマホプラン:0円
  • おしゃべりプラン、ぴったりプラン:更新月以外の解約の場合は1万450円
0円
SIMロック解除
  • オンライン:0円
  • 店頭:0円(端末購入と同時の申し込み以外は3300円)
0円
eSIM発行
  • オンライン:0円
  • 店頭:2200円
0円

ahamoの場合、新規契約や機種変更、オプション変更、解約時などの事務手数料が一切発生しません。契約年数の縛りもないので、いつでも契約できて好きなタイミングで解約できます。

対するUQモバイルは、新規契約や機種変更の際に3300円の事務手数料が発生します(プラン変更は手数料なし)。

また、おしゃべりプランとぴったりプランの場合、更新月以外に解約すると1万450円の契約解除料が発生してしまいます。ahamoに乗り換えようと思っても、契約解除料があることで乗り換えに躊躇するかもしれません。

メリット4:dカード所有者なら月間データ容量アップでよりお得

dカードを持っているなら、ahamoを契約するメリットは大きくなります。支払い方法をdカードまたはdカード GOLDに設定すると月間データ容量が増量します。

  • dカードの場合:+1GB/月
  • dカード GOLDの場合:+5GB/月

つまり、通常タイプのdカードなら月間データ容量が21GB、dカード GOLDなら月間データ容量が25GBとなります。

dカードはahamoの支払い以外にも、日頃の買い物での決済に利用することでdポイントを貯められるクレジットカード。GOLDではない通常タイプのdカードは年会費無料なので、ahamoを契約するタイミングでお試しで発行してみるのもアリかもしれません。

デメリット1:データ容量に応じたプランを選べない

UQモバイルは3つのプランから選べる

UQモバイルは「くりこしプランS +5G(3GB)」「M +5G(15GB)」「L +5G」(25GB)の3種類のプランを提供しており、自身の毎月の月間データ容量から最適なプランを選べます。当然「月間データ容量の消費が少ないから途中でプランを変更する」といったことも可能です。

一方で、ahamoは月間データ容量20GBの1プランのみ。シンプルで明瞭なプランとも言えますが、月間データ容量の消費が少ない人にとっては割高になる場合もあります。

ユーザーの利用状況に応じて柔軟なプランを選択できないという点は、ahamoを契約するうえで注意したいポイントです。

デメリット2:サポートは基本的にオンライン、店舗では有料の場合も

ドコモショップでもahamoのサポートは一部あるが、有料となる

ahamoはオンライン専用ブランドであるため、基本的には新規契約・他社からの乗り換え・オプション追加などはすべてオンラインで手続きすることになります。不明点があった際はオンラインチャットで質問できますが、電話でのサポートは受け付けていません。

新規契約・他社からの乗り換え・ahamo契約後の各種申し込みなどは店舗でもサポートを受けられますが、3300円と有料です。しかも、ユーザー本人がオンラインで手続きする操作をスタッフが補助するだけであり、店頭で手続きするわけではありません。

これに対してUQモバイルは、UQスポット・auショップ・家電量販店など全国で約2700店舗が展開されており、対面でのサポートを受けられます。

デメリット3:手持ちの端末が対応していない可能性がある

UQモバイルからahamoに乗り換える際、手持ちの端末がahamoにも対応しているかどうかを必ず確認しましょう。ahamoに対応していない端末を利用しようとすると、一部の機能が正常に動作しない可能性があります。

iPhoneであれば、古くはiPhone SE(第1世代)やiPhone 6シリーズから最新のiPhone 13シリーズまで、ほぼ全機種に対応します。

UQモバイルが販売元でahamoに対応するAndroidスマホ。そのほかにもGALAXY、AQUOS、Xperiaシリーズなどの機種が一部対応するが、Pixelシリーズはない

しかし、Androidスマホだと販売元によって対応機種が異なるため、ahamoで利用できないケースも少なくありません。たとえば、Androidスマホで人気のPixelシリーズの場合、販売元がUQモバイルだといずれの機種もahamoには対応していません。

Androidスマホユーザーは、乗り換え前に自身の端末が対応機種に含まれているかどうかを必ず確認してください。

デメリット4:セット割・データ繰り越し・SNSデータ節約などがない

UQモバイルユーザーの中には、UQ WiMAXと一緒に契約してセット割引を適用している人もいるでしょう。しかし、ahamoに乗り換えることでセット割引が適用されず、支払いが割高になってしまう可能性があります。

ahamoの提供元であるドコモも「ドコモ光」というインターネット回線を提供していますが、ahamoとのセット割引はありません(2021年10月時点)。

ahamoはデータ繰り越しも非対応のため、データ容量は毎月リセットされてしまいます。

毎月のデータ容量の消費にバラつきがある人にとっては、データ繰り越しは重宝するサービスなだけに残念なポイントでしょう。

また、UQモバイルの特徴のひとつである「SNSデータ節約モード」も、ahamoでは利用できなくなります。SNSデータ節約モードは、TwitterやLINEなどのSNSを低速でデータ通信することでデータ消費をゼロにするサービス。

ソフトバンクが提供する「LINEMO(ラインモ)」にはLINEの対象機能がデータ消費にカウントされない「LINEギガフリー」が備わっていますが、ahamoにはSNSや特定のサービスのデータ消費を抑える機能はありません。

UQモバイルからahamoへの乗り換えに向いているのはどんな人?

上記のメリット・デメリット踏まえたうえで、どんな人がUQモバイルからahamoへの乗り換えに向いているのかをまとめてみました。

データ容量を毎月20GB程度利用する人

月額料金だけを見れば、毎月利用する月間データ容量が15GB未満の人もしくは20GBを超える人は、わざわざahamoに乗り換える必要はないでしょう。

しかし、15GB〜20GB程度利用する人であれば、ahamoのほうが割安のため乗り換えを検討する余地があります。特にdカードを持っていたりカード作成を考えていたりするなら、月間データ容量の優遇(アップ)を受けられるため、メリットはより大きくなります。

今よりもっと通話したい人

通話の頻度が高い人や通話時間が長いは、UQモバイルよりahamoのほうが向いています。ahamoなら1回あたり5分以内の通話が無料なため、5分以内に通話を終了させれば通話料金が加算されることはありません。

基本通話料金はahamo・UQモバイルいずれも22円/30秒と同じですが、5分間通話した場合、UQモバイルなら220円の通話料金が発生するのに対してahamoなら0円です。

通話かけ放題オプション追加時の月額料金
  UQモバイル ahamo
3GB/月 3498円 -
15GB/月 4595円 -
20GB/月 - 4070円
25GB/月 5698円 -

通話かけ放題オプション:UQモバイルは月額1870円、ahamoは月額1100円

ビジネスなどで通話時間が長い人は通話かけ放題オプションを追加することもあるでしょう。通話かけ放題オプションを追加した場合、ahamoのほうが料金的なメリットが大きいといえます。

通話かけ放題オプション込みで考慮すると、月間データ容量15GBのUQモバイル(くりこしプランM +5G)よりも月間データ容量20GBのahamoのほうが月額525円お得という計算です。

オンラインだけのサポートでも平気な人

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ahamoはオンライン専用ブランドのため、電話や店舗でのサポートはなく、すべてオンラインでの受け付けとなります。店舗での有料サポートも一部ありますが、スタッフがオンラインで操作方法を教えてくれるだけで自分で操作しなければならないことに変わりありません。

契約内容の変更やサポートセンターとのオンラインチャットなど、オンラインでの対応でも気にならない・大丈夫だという人はahamo向きでしょう。一方、UQモバイルならいざという時に店舗で相談できるため、料金面よりもサポート面の安心を優先する人は乗り換えを慎重に検討すべきでしょう。

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