Twitterのツイート(つぶやき)にリプライできる人を制限する機能が追加されました。自身のツイートにリプライ制限を設定してまえば、悪意あるユーザーからのいわゆる「クソリプ」に悩まされることはなくなります。
ツイッターでリプライ制限する設定方法は簡単です。使い方を覚えて、より快適なTwitterライフを満喫しましょう。本記事では、リプライを制限できる対象やTwitter公式アプリでの設定方法について詳しく解説します。
Twitterの「リプライ制限」とは?
Twitterにおける「リプライ制限」とは、自身のツイートに対してリプライできるユーザーを設定できる機能です。リプライ制限はツイート作成時に設定可能で、以下の3タイプから選択します。
- 全員:すべてのユーザーからリプライを受け取れる状態(デフォルト設定)。リプライ制限を設定したくない場合に使用する
- フォローしているアカウント:自分がフォローしているユーザーのみリプライできる設定
- @ツイートしたアカウントのみ:ツイート内で「@メンション」をしたユーザーだけがリプライできる設定
「フォローしているアカウント」は、“自分のアカウントをフォローしているユーザー”ではなく、“自分のアカウントがフォローしているユーザー”を指します。とはいえ難しく捉える必要はなく、相互フォローのユーザー(自分がフォローしていてリプライを送り合う関係のユーザー)として考えておけば問題ないでしょう。
「@ツイートしたアカウントのみ」は、ツイート中で「@メンション(下線)」をしたアカウントだけがリプライできる
また「@ツイートしたアカウントのみ」では、@メンションを利用してリプライできるユーザーを個別に指定できます。
誰もリプライできないツイートも作成可能
「@ツイートしたアカウントのみ」を設定した状態で、誰にも「@メンション」を付けずに投稿したツイートは、自分以外は誰も返信できないツイートになります。
Twitterでは、これまでもアカウントタイプ別のリプライ非通知機能など、ユーザーを悪意あるリプライから守るための対策がなされてきました。今回の「リプライ制限」の導入は、Twitter側の「クソリプ」排除の姿勢をより強固に示した形と言えるでしょう。
【Twitter】知らないユーザーからのリプライ通知をオフにする方法
リプライ制限をされるとどうなる?
リプライボタンが無効になる
自身のアカウントがリプライ制限の対象に設定されると、当該のツイートからリプライボタンが消え、リプライ制限が適用されている旨のメッセージが表示されます。この状態のツイートにリプライを送信する方法はありません。
その一方、リプライ制限が適用されているツイートでも、リツイートといいねは通常どおりおこなえます。引用(コメント付き)リツイートも可能ですが、引用リツイートをされたユーザーには通知が届かないので、自ら確認しない限りは引用リツイートの内容が分からないようになっています。
ツイートにリプライ制限を設定する方法
Twitterのリプライ制限は、スマホアプリとブラウザ版のいずれでもツイート作成画面で設定します。操作方法などはまったく同じなので、ここではTwitter公式アプリの画面で解説します。
ツイートの作成画面で[すべてのアカウントが返信できます]というボタンをタップします。すると「返信できるアカウント」の設定メニューが表示されるので、[フォローしているアカウント]または[@ツイートしたアカウントのみ]を選択してください。
いずれかを選択した状態で、投稿したツイートにリプライ制限が適用されます。
検証したTwitterのバージョン:iOS版8.35.1、Android版8.6.1.0