Twitterでは、他ユーザーのツイート(つぶやき)を見るだけでなく、それに対してリアクションをしたり、返信ツイートを送ったりもできます。Twitterの超基本的な機能ですが、リプライやリツイートをなんとなくの理解で使い分けている人も案外多いのではないでしょうか。
本記事では初級ユーザー向けに、ツイッターにおける「返信(リプライ)」「リツイート」「コメント付きリツイート」の3種類の機能(意味)と使い方を解説します。
Twitterでツイートする方法は4種類
Twitterではツイートを投稿する手段として、通常のツイートのほかに以下の3種類があります。
- リプライ:タイムライン上にあるツイートに対して個別に返信のツイートをする機能
- リツイート:タイムライン上のツイートを再びツイートする機能
- コメント付きリツイート:タイムライン上のツイートに自分のコメントを付けた上でリツイートできる機能(引用リツイートとも呼ばれる)
通常のツイートは自分がテキストや写真などを発信する投稿ですが、他の3つはタイムライン上のツイートに対するリアクションです。
それぞれフォロワーへの見え方が異なるため、自身がタイムライン上のツイートに対してどのような反応をしたいのかによって使い分ける必要があります。
リプライ(返信)の機能と使い方
リプライは、タイムライン上にあるツイートに対して、個別に返信のツイートをする機能です。
リプライの使い方は?
たとえば、自分の興味のあるツイートを友達がしていたときのリアクションや、ツイート内容に対する意見など、ツイートをしたユーザー本人に向けてメッセージを送りたいときに使用します。
リプライの公開範囲は?
リプライで送ったツイートは、リプライを送受信したアカウントをどちらもフォローしているユーザーのタイムライン上に表示されます。どちらか一方のみをフォローしているユーザーのタイムライン上にはリプライが表示されません。
当然ですが、相手にはリプライ(返信)があった旨の通知が届きます。
【Twitter】知らないユーザーからのリプライ通知をオフにする方法
リプライの送信方法は?
リプライを送るには、ツイートの下にある吹き出しマークをタップして入力画面を呼び出すか、画面下部の「返信をツイート」の欄に入力する2通りの方法があります。
ツイート下部の吹き出しマークから入力画面を呼び出した場合は、返信したい内容を入力して右上の[送信]ボタンをタップするとリプライが送信されます。
どちらの方法でも機能は変わりません。すぐにリプライを送信したいときは画面下部の入力欄から、リプライで長い文章を書きたいときは入力画面の広い吹き出しマークから、といった使い分けが考えられます。
リプライ相手を制限する機能が新たに追加
Twitterは、自分のツイートにリプライできるユーザーを制限できる機能を新たに実装しました。ツイートの作成時に、リプライできるアカウントを「全員」「フォローしているユーザーのみ」「ツイートしたアカウントのみ」の3つから選択できます。
なお、リプライが許可されていないアカウントでも、ツイートの閲覧やリツイート、いいねなどは可能です。
リツイートの機能と使い方
リツイートは、タイムライン上のツイートを再びツイートして共有する機能です。元ツイートのユーザー名やツイート内容は変わらずに、自身のタイムライン上に掲載されます。
リツイートの使い方は?
リツイートは、タイムライン上のツイートをフォロワーと共有したいときに使います。メッセージのやりとりなどが必要なく、ボタン一つで情報の共有ができる便利な機能です。
ただその反面、かんたんにツイートの共有と拡散ができてしまうので、Twitter上に不確かな情報が出回ってしまう要因になるケースもあります。リツイートをする際には、情報の正確性などに十分留意しましょう。
なお、アカウントを非公開にしているユーザーのツイートをリツイートすることはできません。
リツイートの公開範囲は?
リツイートしたツイートは、自身のフォロワーのタイムライン上に公開されます。リツイートされた側には、リツートされた旨が通知されます。
なお、特定のアカウントのリツイートを見たくない場合は、アカウントごとにリツイートの非表示設定が可能です。
アカウントのプロフィールページの右上にあるメニューボタン[]をタップし、[リツイートは表示しない]を選択してください。そのユーザーのリツイートのみ、自身のタイムライン上に表示されなくなります。
【Twitter】特定ユーザーによるリツイートだけを非表示にする方法
リツイートの方法は?
リツイートをするには、ツイートの下にあるリツイートマークをタップし、[リツイート]を選択すればOKです。
リツイートされたツイートには、リツイートを示すマークとリツイートしたユーザー名が併記されます。
コメント付き(引用)リツイートの機能と使い方
コメント付きリツイート(引用リツイート)は、タイムライン上のツイートを自分のコメントを付けた上でリツイートできる機能です。
コメント付きリツイートの使い方は?
ツイートを引用して自身のコメントを付けられるので、元のツイートを共有しながら自分のメッセージを伝えられます。他のツイートを根拠として自身のメッセージを伝えたいときや、フォロワーにも参加してもらいたい話題を伝えたいときなどに活用できそうです。
コメント付きリツイートの公開範囲は?
コメント付きリツイートも、リツイート同様に自身のフォロワーのタイムライン上に公開されます。リツイートと同じく、コメント付きリツイートされた側には通知が届きます。
コメント付きリツイートの方法は?
コメント付きリツイートをするには、ツイートの下にあるリツイートマークをタップし、[コメントを付けてリツイート]を選択します。
すると、コメントの入力画面に遷移するので、元のツイートに追記したい内容を入力します。画面右上の[リツイート]でコメント付きリツイートが投稿されます。