Twitterの競合アプリとして新登場したSNS「Threads(スレッズ)」。アプリの利用にはInstagramアカウントが必須ですが、なかには身バレせずに「見るだけ」で使いたいという人もいるでしょう。
現状、Threadsを見るだけ利用するには「ブラウザ版で見る方法」と「閲覧専用アカウントを作成して見る方法」の2通りが考えられます。これらの手順を具体的に紹介します。
方法1:ブラウザ版(ウェブ版)Threadsから見る

ブラウザ版Threadsのトップページ
最も手軽な方法は、ブラウザ版(ウェブ版)のThreadsからログインせずに投稿やプロフィールを見るという方法です。この方法ならThreadsのアカウントを作成する必要もなく、Threadsのアカウントを持っていたとしても身元がバレるような心配はありません。
まずはブラウザ版のThreadsにアクセスしましょう。なお、すでにブラウザ版Threadsにログインしている場合、ログアウトしておくと安心です。


ブラウザ版ThreadsのURLに、「@」とInstagramのユーザーネームを入力する
次に、「https://www.threads.net/」のURLの後ろに「@」およびInstagramのユーザーネームを入力します。たとえばThreadsの公式アカウントのユーザーネームは「threadsapp」なので、「https://www.threads.net/@threadsapp」と入力すればOKです。

これでブラウザ版Threadsから、ログインせずに投稿やプロフィールを閲覧できるようになります。あくまでも見るだけなので、いいね・返信・再投稿・引用投稿などはできません。
方法2:見るだけアカウントを作成する
いちいちブラウザ版にアクセスするのが面倒であれば、閲覧専用アカウントを作成するという手段もあります。
【注意】Instagramのアカウントがバレる可能性

Threadsで見るだけアカウントを作成する際に注意すべきは、Instagramのアカウントがバレる可能性があるという点です。
2023年7月時点で、InstagramとThreadsのアカウントを切り離すことはできず、Threadsのアカウントは必ずInstagramのアカウントと紐づく仕様となっています。
Threadsのプロフィール画面でインスタボタンをタップすると、そのThreadsアカウントと紐づいたInstagramアカウントにアクセスできてしまいます。また、Threadsアカウントを所有しているInstagramアカウントのプロフィール画面には、Threadsの各アカウントに割り振られた「@〜」から始まるThreads IDが表示されており、Threads ID部分をタップするとそのInstagramアカウントに紐づいたThreadsアカウントにアクセスできます。
つまり、Instagramのメインアカウントに紐づけてThreadsの見るだけアカウントを作成すると、Instagramのメインアカウントがバレてしまう可能性があるのです。

さらに、Threadsの名前(アカウント名)はインスタグラムと同じ名前で作成されることになります。Threadsの名前およびユーザーネームを変更するには、インスタグラム側もセットで変更しなければなりません。
インスタグラムのメインアカウントの存在がバレたくないなら、インスタグラムでサブアカウントを作成し、サブアカウントに紐づいたThreadsアカウントを作成するのが賢明です(詳しいやり方は後述)。
Threadsの「見るだけアカウント」を作成する手順
Threadsの見るだけアカウントを作成するまでの手順を解説します。iOS版アプリで解説していますが、操作手順はAndroid版でも同様です。
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Instagramでサブアカウントを作成する
インスタグラムのプロフィール画面でユーザーネーム部分をタップし、[アカウントを追加]→[新しいアカウントを作成]と進みます。
ユーザーネームおよびパスワードを入力し、[登録を完了]をタップします。
なお、ここで設定したユーザーネームはそのままThreadsアカウントにも使われるので、身元がわかるようなユーザーネームは避けておくのが無難でしょう。
連絡先の同期設定やフォローなどはスキップしてOK
アカウントは「非公開」にしておく
連絡先の同期設定やフォローなどは、閲覧専用アカウントなのでスキップしてOKです。アカウントのプライバシー設定は「非公開」を選択してください。
これでインスタグラムのサブアカウントの作成は完了です。サブアカウントの作成方法は以下の記事でも詳しく解説しています。
なお、初めてインスタグラムのアカウントを作成する際は以下の記事を参照してください。
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サブアカウントに紐づいたThreadsアカウントを作成する
Instagramのサブアカウントを作成できたら、サブアカウントに紐づいたThreadsアカウントを作成します。まずはThreadsアプリをインストールしてください。
アプリ「Threads」をダウンロード「Instagramでログイン」に、「STEP 1」で作成したサブアカウントが表示されているかどうか確認しましょう。
サブアカウントが表示されていなければ、[アカウントを切り替える]から作成したサブアカウントを選択してください。
プロフィール設定はスキップしてOK
「非公開プロフィール」を選択する
Threadsの名前およびユーザーネームはInstagramアカウントと同じものが使用され、変更することはできません。
見るだけアカウントなので、自己紹介やリンクなどここではスキップしてOK。プライバシー設定は「非公開プロフィール」を選び、誰もフォローせずに作成します。
最後に[Threadsに参加する]をタップすれば、Threadsの見るだけアカウントの作成は完了です。
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Threadsの投稿を閲覧する
閲覧専用のThreadsアカウント
閲覧専用のアカウントで相手の投稿を見ても身元はバレない
これでThreadsの投稿を閲覧できるようになります。
なお、相手が非公開アカウントの場合は相手にフォローリクエストを送り、承認される必要があります。見るだけアカウントで閲覧できるのは、公開アカウントだけだと認識しておきましょう。