本の内容をプロのナレーターや声優が朗読してくれる「オーディオブック」が人気です。家事などで手が空いていないときや、移動中などのすきま時間に耳で聴くだけで書籍を楽しめるとあって、いま注目を集めています。
ジャンルはビジネス書から参考書、古典、童話、小説といった具合に多彩です。また、料金をはじめ配信の仕組みはさまざまで、どのオーディオブックサービスを選べばよいか迷ってしまうかもしれません。
本記事では、オーディオブックとはどんなものなのか、そのメリットや注意したい点を解説。そのうえで無料で使える/無料体験のあるオーディオブック(朗読)アプリでおすすめの7本について紹介します。
耳で聴く本、「オーディオブック」の現状と選び方【比較表あり】

Audibleのアプリ画面
オーディオブックとは、ナレーターや声優が書籍を朗読する「聴く本」です。利用中も両手が自由になることが大きなメリットで、ふだん集中して読書をする時間がとれない人でも、日常のさまざまなシーンで「ながら読書」ができます。
- 活字を読むのが苦手
- 読書では集中力がなかなか続かない
- PCやスマホの利用時間が多く目が疲れている
- 手元の文字が読みづらい
活字を読むのが苦手だったり、集中力が続かなかったりする人も、オーディオブックなら気軽に聴けます。好きなナレーターや声優、タレントが朗読している作品があれば、さらに楽しめるはず。物語調で進む本や会話形式が多い本などは、文字で読むよりも格段に理解しやすく感じられ、オーディオブックとの相性も抜群です。
また、普段スマホやPC漬けで目が疲れがちな人、年齢を重ねて文字を読むのがしんどい人にも、耳だけで楽しめるオーディオブックはおすすめです。

世界11カ国でサービスを展開するオーディオブック大手のAudibleの調査によれば、日本においてオーディオブック、ポッドキャストまたはラジオドラマのいずれかを定期的に利用するリスナーは2023年から2024年にかけて17%から21%へと4ポイント増加し、オーディオコンテンツを利用する習慣は徐々に広がっています。
また、オーディオブックで読書が身近になったユーザーも多いようです。「オーディオブックを利用することで、より多くの本に触れられる」に強く同意した人の割合は2023年の26%から2024年には43%に増加。さらに、72%の人が「オーディオブックを聴き始めてから、紙の本や電子書籍の読書量も増えた」と答えています。

Amazon Echoシリーズ
オーディオブックは、スマホやタブレット、パソコンなどマルチデバイスで利用できるので、いつでもどこでも楽しめます。
スマートスピーカーに対応するサービスもあります。たとえばAmazonが提供するオーディオブックサービスのAudibleでは、ダウンロードしたコンテンツをAmazon EchoシリーズなどのAlexa対応端末に、「アレクサ、〜(コンテンツのタイトル)を読んで」と呼びかけるだけでオーディオブックを再生することができます。
無料体験があるオーディオブックサービスを一覧表で比較
無料で使えるまたは無料体験がある、おすすめのオーディオブックサービス(アプリ)を7つ紹介します。まずは、各アプリの配信コンテンツの特徴や料金などを一覧表でまとめました。
サービス名 | 料金(税込) | 作品数 | 無料お試し期間 | 特徴 |
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Audible | 聴き放題プラン 月額1500円 |
40万作品以上 (聴き放題の対象は20万作品以上) |
30日間 (無料期間延長あり) |
無料お試し期間が不定期で数ヶ月単位で延長、オリジナル作品などジャンルが豊富 |
audiobook.jp |
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作品総数は非公開 (聴き放題の対象は1万冊以上) |
14日間 (無料期間延長あり) |
膨大な作品数、特に自己啓発・ビジネスカテゴリが充実 |
Audiobooks HQ |
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無料作品1万2500冊以上、プレミアムオーディオブック60万冊以上 |
なし | 無料でさまざまな言語のリスニング学習が可能。日本の古典作品も無料 |
himalaya | 聴き放題プラン 月額750円/年額7500円 | 1万点以上 | 30日間 | ニュース、語学学習のコンテンツが豊富 |
Kikubon |
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700冊以上 | なし | ファンタジー小説、ラノベ、日本文学を中心に、無料のオーディオブック作品が多い |
Google Playブックス |
作品を都度購入(作品ごとに価格は異なる) |
非公開 | なし | 購入作品をパソコンやスマホ、タブレットなど、Googleのデバイスと同期できる |
Apple Books | 作品を都度購入(作品ごとに価格は異なる) | 非公開 | なし | Apple IDに紐づいた支払い方法が使える |
無料お試しでコンテンツ・料金・機能面などをチェックして選ぼう
上記のような多数のサービスから、どれを選んだらよいのでしょうか。身も蓋もないようですが、どのサービスも一定期間の無料お試し期間が設けられているので、トライアル体験で満足できたかどうかが決め手になります。
その際、特に重視したい点は「コンテンツ(ジャンル)」「料金」「機能面」です。

Audibleでは2カ月無料のキャンペーンがあることも
コンテンツ(作品ジャンル)
それぞれのアプリで聴ける作品ジャンルに特徴があるため、聴きたいコンテンツがあるかどうか、どのような目的で利用したいのか、によって選ぶのがおすすめです。
当然ながら、すべての書籍がオーディオブック化されているわけではなく、話題の本やベストセラーがその中心となっています。いずれのサービスも話題のビジネス書・自己啓発書が多い傾向です。小説も名作が揃っています。一方で、マニアックなジャンルや、写真・図解などが多いようなビジュアル重視の本はラインナップが少ないのが現状。
作品数が多ければ多いほど様々なジャンルのコンテンツを楽しめるものの、結局は自分が聴きたいコンテンツ(ジャンル)の充実度、お目当ての作品が配信しているかどうかがポイントになってくるでしょう。
利用料金
料金プランは、サブスクリプションによる聴き放題のプラン、作品別に個別購入するプランなどさまざまです。ポイントやチケットが付与される月額プランを提供しているところもあります。
オーディオブックの単品価格は、一般書籍と同じかそれ以上と高額になりがちな傾向にあります。また聴き放題プランであっても聴き放題の対象外となる作品があることや、個別購入で好きな本を読もうとしても、聴き放題専用の作品だと購入できないといったことがあります。数冊程度を買うなら単品購入でもかまいませんが、たくさん利用したいなら聴き放題や定額プランなどの月額会員に登録したほうがお得なケースが多くなっています。
まずは、無料で使ってみて月額料金を払うだけの価値があるかを検討してみましょう。いざ契約するとなれば、ファミリープランや学割プランなど自分の状況にぴったりな料金プランがあるかどうかも要チェックです。
ナレーターや機能の充実度
最近は、声優や俳優が朗読を担当するオーディオブックアプリが増え始めています。人気の俳優やタレント、声優が本を読んでくれるので、ナレーターの充実度によってサービスを選ぶような人もいるでしょう。自分の好きな作品を好きな声優・俳優の朗読で聴きたいという人は、声優・俳優がナレーターをつとめているコンテンツの多いアプリを選択するとよいでしょう。
また、各サービスの機能は、PCから利用できるか、ダウンロード機能(オフライン再生)やレコメンドの使い勝手などに違いがあります。無料トライアルで相性を確かめておきたいところです。
迷ったら「Audible」「audiobook.jp」の2強がおすすめ

前述の選択肢の中で最もバランスが取れているのが「Audible」と「audiobook.jp」のふたつです。どちらも人気のオーディオブックサービスで、コンテンツ数やナレーターの質、機能の充実度など、いずれも高水準を誇ります。また、お得なキャンペーンや料金プランも提供しています。
いずれも「オーディオブックサービスにこだわりがない」「試しにオーディオブックを利用してみたい」というビギナーに特におすすめのサービスです。
どちらを選べばよいか迷っているような人は以下の記事もチェックしてみてください。
【Audible】20万作品以上が聴き放題、Amazonが展開する定番アプリ

「Audible(オーディブル)」は、Amazonが提供するオーディオブックアプリです。40万タイトル以上のオーディオブックを配信しており、定額制の聴き放題プランでは月額1500円で20万以上の対象作品が楽しめます。
小説からビジネス書、瞑想といったヒーリングコンテンツまで充実のラインナップ。プロの声優やナレーターによる朗読で、クオリティの高い作品とポッドキャストが聴けます。
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アプリのホーム画面

さまざまな作品を楽しめる

コンテンツの再生画面
書籍よりも先に音声で届ける「オーディブルファースト作品」や、主要ラジオ局と制作するオリジナルのポッドキャストなど、他では聴けないオリジナルコンテンツに力をいれています。
Audibleではさまざまなデバイスに対応しているのも特徴です。iOS端末、Android端末はもちろん、PC(Windows・Mac)、Fireタブレット、スマートスピーカーのAlexaでも音声を再生できます。ストリーミング再生とオフライン再生(Audibleアプリ)の両方に対応しています。
会員は聴き放題の非対象作品を30%引きの値段で購入でき、それらは聴き放題プランを解約後も聴くことができます。無料の体験期間も用意されており、通常は30日間ですが、不定期で2〜3カ月間無料になる登録キャンペーンをおこなうこともあります。
- 運営:Amazon
- コンテンツ数:40万作品以上(聴き放題プラン内は20万作品)
- 月額料金:1500円
- 無料試用期間:30日間(不定期で延長キャンペーンあり)
- 主なジャンル:ビジネス、自己啓発、現代文学、ライトノベル、BL、声優、SF、ファンタジー、名作文学、時代小説、自伝、ミステリー、ホラー、宗教、哲学、エンタメ、カルチャー、社会、政治、コンピューター、テクノロジー、落語、寄席、演芸、評論、対談、ヒーリング、健康、暮らし、語学、絵本、児童書、古典、神話、洋書など
- 車載モード:○
- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:○(無制限)
【audiobook.jp】日本語コンテンツ数は随一、聴き放題も充実の老舗サービス

オトバンクが展開する「audiobook.jp」はオーディオブックサービスの老舗です。前身は2007年から運営するオーディブック配信「FeBe」で、2018年3月に「audiobook.jp」にリニューアルしました。
日本最大のオーディオブック配信サービスを謳っており、月額制の聴き放題コンテンツは約1万点。単品購入作品を含めると、2万7000点以上のラインナップです。日本語オーディオブックの品揃えは随一でしょう。
特にビジネス書が豊富で、日本マーケティングリサーチ機構による2021年11月の調査の結果でも「オーディオブック書籍ラインナップ数 日本1位」と「ビジネス書籍ラインナップ数 日本1位」に選ばれています。
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アプリのホーム画面

アプリの検索画面

オーディオブックの再生画面
audiobook.jpには選べる4つのプランがあります。
- 無料会員:聴きたい作品だけをその都度単品で購入できる
- 聴き放題プラン:対象作品1万冊以上が聴き放題
- チケットプラン:好きなオーディオブックと交換できるチケットが毎月もらえる
- 月額会員プラン:オーディオブックの購入に使えるお買い物ポイントが毎月もらえる
聴き放題プランは、公式サイトから登録するのが最安で月額1000円(税込)です。最初の14日間は無料体験が付いてきます(当サイト経由では30日間の無料体験)。チケットプランは、チケットが毎月1枚もらえる「シングル」プラン(月額税込1500円)、2枚もらえる「ダブル」プラン(月額税込2900円)の2つがあります。月額会員プランは、毎月もらえるポイントに応じて月額税込550円〜3万3000円まで用意されています。1ポイント=1円として利用できます。
アプリのホーム画面ではおすすめ特集や最新作、聴き放題人気ランキングなどが表示されます。検索機能は作品名や著者だけでなく、ナレーター名を入力して検索したり人気作品順にソートして検索したり、さまざまな切り口からコンテンツを探せます。
提携コンテンツも多く、ビジネス書の著者などがスピーカーとなって肉声で解説する音声メディア「VOOX」のコンテンツや、英語教材の「スピードラーニング」なども聴き放題プランで聴けるようになっています。
- 運営:株式会社オトバンク
- コンテンツ数:非公開(聴き放題の対象作品数は1万5000作品以上)
- 月額料金:聴き放題プラン1330円、月額会員プラン550円〜、チケットプラン1500円
- 無料試用期間:14日間(アプリオ経由で申し込むと30日間)
- 主なジャンル:ビジネス・自己啓発・教養・語学・実用・資格・文芸・落語・ライトノベル・アニメ・ラジオドラマ・講演会・BL・TL・ロマンス・アダルトなど
- 車載モード:○
- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:○(無制限)
【Audiobooks HQ】世界中のオーディオブックが聴き放題、英語の勉強にも役立つ

米国企業のInkstone Softwareが提供する「Audiobook HQ」(日本の無料版アプリ名は「のオーディオブック HQ」)は、日本の古典や洋書を朗読してくれるiOS向けオーディオブックアプリです。1万2500冊以上の無料作品と、60万冊以上のプレミアムオーディオブック(有料)などを配信しています。海外企業が作ったアプリのため、日本版アプリ名の表記が「のオーディオブック HQ」とおかしいですが、怪しいものではないので安心してください。
同じ会社が作成したアップグレード版アプリ「Audiobooks HQ」(税込300円)もあり、アプリを一度購入すれば対象作品12万冊が無料で聴き放題になります。
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アプリのトップ画面

オーディオブックの再生画面

リスニングにも役立つ作品がそろう
パブリックドメイン化された作品を中心に、1万2500冊以上のオーディオブックや、海外ラジオのアーカイブを聴くことができます。配信されている作品は日本語書籍よりも洋書が多く、ラジオも海外のアーカイブだけです。
聴けるラジオのアーカイブは10万点以上で、1930年代〜1960年代が中心。「あの時、世界で何が起きていたのか」といった歴史の貴重な一部分に触れることができるでしょう。オーディオブックやラジオで倍速機能を駆使することで、英語のリスニング向上にも役立ちそうです。
- 運営:Inkstone Software
- コンテンツ数:1万2500作品以上
- 月額料金:聴き放題プラン1330円、月額会員プラン550円〜、チケットプラン1500円
- 無料試用期間:30日間
- 主なジャンル:古典、童話、小説、ラジオなど
- 車載モード:○
- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:○(無制限)
【himalaya】国内外の豊富なコンテンツが魅力、ニュースやラジオも聴ける

シマラヤジャパンが提供する「himalaya(ヒマラヤ)」は、中国で6億以上のユーザを抱える巨大音声プラットフォーム「喜馬拉雅(シマラヤ)FM」の日本版サービス。オーディオブックやラジオといった豊富な音声コンテンツを楽しめるアプリとなっています。
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himalayaのアプリホーム画面

ニュースや小説などさまざまなジャンルがある

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ホーム画面には、おすすめのオーディオブックやラジオなどのコンテンツを表示。聴き放題プランに登録すると、1万以上の作品が聴き放題になります。料金は月額750円(税込)または年額7500円(税込)。どちらの料金プランを選んでも30日間の無料体験が可能です。有料プランに登録しなくても、会員になるだけでオーディオブック1冊が無料で進呈されます。
オーディオブック以外にも、ポッドキャストやASMR/癒やし音など豊富なコンテンツが用意されています。ユーザーが音声を配信できる機能は廃止されましたが、多彩なジャンルから2万7000以上の音声コンテンツを楽しめます。
- 運営:シマラヤジャパン
- コンテンツ数:1万作品以上
- 月額料金:750円(税込)
- 無料試用期間:30日間
- 主なジャンル:ニュース、実用書、ビジネス、小説、落語、講談、語学、社会、科学、歴史など
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- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:○(無制限)
【Kikubon】SFやミステリーが充実、自分に合った料金プランが選べる

声優の“声”と“演技”で朗読を楽しめるオーディオブック配信サービス「Kikubon(キクボン)」。総作品数は700冊以上あり、そのうち無料で聴けるオーディオブックは300冊以上。SFやミステリー、ファンタジー小説、ラノベを中心に提供されています。
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アプリのホーム画面

オーディオブックの購入にはポイントを使う

無料で聴ける作品が300冊以上
オーディオブックを単品購入するときは、アプリで必要なポイントを購入し、そのポイントで支払いをおこないます。アプリにオーディオブックをダウンロードすればオフラインでも聴けます。
月額のプレミアム会員になると、料金コースに応じてオーディオブックの購入に使えるボーナスポイントをもらえます。料金は月額550円〜5500円(税込)の4つを用意。さらに会員特典として毎月おすすめ作品の1章分を無料でもらえたり、プレミアム会員限定のセールに参加できたりします。継続してオーディオブックを購入するなら、プレミアム会員の登録を検討してもよさそうです。
- 運営:株式会社アールアールジェイ
- コンテンツ数:700作品以上
- 月額料金:基本無料で使える(プレミアム会員は月額550〜5500円)
- 無料試用期間:なし
- 主なジャンル:SF、推理、サスペンス、ミステリー、ホラー、ファンタジー、歴史、時代小説、青春、恋愛、ヒューマンドラマ、短編小説、文学、エッセイ、哲学、思想、経済、キッズ、エンタメ、ヒーリング、ラジオ、インタビューなど
- 車載モード:✕
- 再生速度変更:◯
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【Google Playブックス】オーディオブックも提供する電子書籍ストア

Googleが提供している「Google Playブックス」は、GoogleアカウントがあればiPhoneでもAndroidスマホでも利用できる電子書籍サービスです。SF・ファンタジーやラノベ、ビジネス書、児童書などのジャンルが中心の印象です。
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Google Playのオーディオブック

さまざまなジャンルのオーディオブックが楽しめる

オーディオブックの再生画面
Google PlayブックスのWebサイトにオーディオブックが販売されており、気になった作品があれば単品購入できます。他のサービスのように聴き放題プランなどはありません。購入した作品は、同じGoogleアカウントでログインしたGoogle Playブックスアプリで聴くことができます。購入した作品を複数のデバイスで聴けるのも特徴です。
サイトでは「音声ブック」タブからオーディオブックの作品を検索します。セール情報やランキングに加え、「1000円以下で聴ける音声ブック」「子どもと楽しむ」「読み聞かせ、就寝前に」といった特集も充実しています。
アプリの再生画面では、0.5倍速から3倍速まで変更可能。語学学習関連のオーディオブックを聴く際に役立ちそうです。聴くのを途中で止めるときは、しおり機能を使えばいつでも続きから聴けます。
- 運営:Google
- コンテンツ数:非公開
- 月額料金:不要
- 無料試用期間:なし
- 主なジャンル:小説、ラノベ、ビジネス書、児童書、古典、言語、自己啓発など
- 車載モード:✕
- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:◯(無制限)
【Apple Books】ビジネス系のオーディオブックに強み、iPhone向け電子書籍アプリ

iPhone購入時にプリインストールされている電子書籍アプリ「Apple Books」(アイコンの表示名は「ブック」)。新書やマンガといった電子書籍はもちろん、オーディオブックも配信されています。自己啓発やビジネス系の作品を中心に、フィクション・小説、ラノベ、児童書、古典など幅広い作品が揃っています。
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Apple Booksのトップ画面

ギフト機能で友だちにプレゼントできる

オーディオブックの再生画面
月額制プランではなく、作品ごとに購入します。オーディオブックの作品を購入するには「ブックストア」タブを開いて[セクションを見つける]→[オーディオブック]と進むと検索できます。「ランキング」や「エディターのおすすめ」「人気小説」「声優」などから聴きたい作品を探しやすくなっています。
ギフト機能を利用すれば、作品を友だちにプレゼントすることも可能です。購入画面でギフトボタンをタップし、相手の名前やメールアドレスを入力して送信すると、購入した作品をそのままプレゼントできる仕組みです。
購入した作品はライブラリタブから再生します。再生画面では15秒ごとの早送り/巻き戻しに加えて読み上げ倍速の変更、所定の時間で再生を停止するスリープタイマーもあり、操作性の高いUIとなっています。
- 運営:Apple
- コンテンツ数:非公開
- 月額料金:不要
- 無料試用期間:なし
- 主なジャンル:自己啓発、ビジネス書、小説、フィクション、児童書、古典、言語など
- 車載モード:✕
- 再生速度変更:◯
- オフライン再生:○(無制限)
オーディオブックアプリに関するよくある疑問と答え
オーディオブックアプリについて、よく挙がる疑問点とその答えをまとめました。
無料で日本文学の朗読を聴くならどのアプリ?
Kikubon(キクボン)がおすすめです。
Kikubon(キクボン)の「きく本文庫」では、無料で太宰治や芥川龍之介、宮沢賢治などの近現代文学や世界の名作などをオーディオブックで楽しめます。
Googleのオーディオブックとは?
Googleが運営するGoogle Playブックスでは、オーディオブック作品も配信されています。
Google Playブックスでは電子書籍だけでなくオーディオブックも販売されています。電子書籍と同じく気になった作品があれば単品購入できるようになっています。
他のサービスのように聴き放題プランなどはありません。
ウェブサイトで利用できる無料のオーディオブックサービスは?
Audibleやaudiobook.jp、kikubon、himalaya、Google Playブックスはブラウザ上で再生が可能です。