- 1万3000点以上、世界中のオーディオブックが聴き放題
- 直感的に使えるシンプルな再生画面
- 世界中のラジオで歴史を学び、英語のリスニング向上もできる
- 主なジャンル:古典、童話、小説、ラジオ
- 料金:アプリダウンロード時に250円(税込)
1万3000点以上、世界中のオーディオブックが聴き放題
米国企業のInkstone Softwareが提供する「Audiobooks HQ」は、日本の古典や洋書を朗読してくれるiOS向けオーディオブックアプリです。250円(税込)の有料アプリとなっており、アプリを一度ダウンロードすると対象作品が聴き放題になります。
アプリをダウンロードすれば「無料のオーディオブック」が聴き放題に
ホーム画面の「無料のオーディオブック」が聴き放題対象です。パブリックドメイン化された作品を中心に、1万3000点以上のオーディオブックや海外ラジオのアーカイブを聴くことができます。
「プレミアムオーディオブックストア」は、ビジネス書など30万点以上の中から聴きたい作品を単品購入することができます。
「LIBRIVOX LIVE」画面
アプリのメインとなる「LIBRIVOX LIVE」にて、「和書」を選択すると日本語のオーディオブックを見つけやすいでしょう。
作品名がわかっていれば、フリーワードでの検索もOK。完全に日本語化されていない点や絞り込み検索の弱さなど、検索機能の使いづらさが残念なポイントです。
ラインナップは和書などが多い
日本の作品は、松尾芭蕉の『おくのほそ道』や夏目漱石の『坊っちゃん』などが揃っています。聴いてみたい作品をタップすると、作品の概要や再生時間を確認することができます。
[ダウンロード]をタップするとダウンロード開始。ファイルの一部をダウンロードすると再生ができるようになるので、ダウンロードの完了を待たず、スムーズに聴きはじめられます。
直感的に使えるシンプルな再生画面
再生画面
再生画面は、直感的に使えるシンプルな仕様です。90分まで設定できるスリープタイマーや目次リスト、ボリューム調整などが揃っています。
倍速機能は0.5倍速から2.5倍速までに対応し、シークバーを使って0.5倍速ずつ調整できます。また、バックグラウンド再生に対応しているので、オーディオブックを聴きながら他のアプリも使えます。
早送りの秒数など細かく設定できる
早送りや巻き戻しは、デフォルトだとワンタップ30秒ごとに設定。歯車アイコン設定メニューから、自分の好みに早送りや巻き戻しする秒数を変更できて便利です。
変更した秒数は、アプリ側の再生画面だけでなく、ロック画面で操作する際にも反映されます。
世界中のラジオで歴史を学び、英語のリスニング向上もできる
洋書の朗読を聞けば英語のリスニングの勉強にもなる
アプリは和書よりも洋書が多く、ラジオも海外のアーカイブだけです。聴くことのできるラジオは8万1500点以上で、1930年代~1960年代が中心の印象。「あの時、世界で何が起きていたのか」といった歴史の貴重な一部分に触れることができるでしょう。
ラジオでもオーディオブックと同じ再生機能が使えるので、倍速機能を駆使してゆっくり発音を確認したりと、英語のリスニング向上にも役立ちそうです。
iOS版アプリ(バージョン 4.14)で検証し、レビューしています。