楽天の決済サービス「楽天ペイ」は、お得なキャンペーンを多く打ち出していたり、買い物をするだけでクレジットカードと楽天のダブルでポイントが貯まったりと、何かと嬉しい要素が盛りだくさん。また、リアル店舗とオンラインの両方で使うことができます。
今回は、楽天ペイの「バーコード表示」による支払いをローソンで使う手順や、貯まったポイントの使い方、実際試してみた感想などについて紹介します。
楽天ペイとは
楽天が提供する決済サービス「楽天ペイ(Pay)」は、楽天IDとクレジットカードを専用アプリに紐づけるだけで、すぐにスマホだけで買い物ができるようになります。楽天カードはJCB、VISA、MasterCard、AMEXも使えて、そのほかのカードではVISA、MasterCardが使用できます。
楽天ペイを使えるお店は、コンビニや飲食店を始めとする実店舗だけでなく、百貨店のECサイトや映画館のチケット予約などインターネット上の店にも多数あります。
また、豊富にあるキャンペーンや、支払うたびに楽天ポイントが貯まる点など、買い物がよりお得になるのも特徴です。
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楽天Payのお得なところ
- 支払いの際、クレジットカードのポイントと楽天ポイントが二重で貯まる (楽天カードなら1%、それ以外のクレカは0.5%のポイントが付与)
- 貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円として使える
- 常時さまざまなキャンペーンを打ち出している
楽天ペイの3つの支払い方法
楽天ペイには3種類の支払い方法があります。
- アプリのコードを表示し、店側に読み取ってもらう「コード表示」
- 店側が用意したコードを自分が読み取る「QR読み取り」
- 自分で購入金額を入力して支払う「セルフ」
支払い方法は店舗によって異なりますが、今回はおそらく最も汎用性が高いとみられる「コード決済」を使ってみることにします。
事前にアプリをインストール&楽天に会員登録する
楽天ペイを利用する前に、まずスマホにアプリをインストールしましょう。
アプリを開くと楽天へのログイン画面が表示されるので、すでに楽天会員の人はIDとパスワードを入力してください。
会員でないという場合は、ここで会員登録が必要です。
少々面倒に感じるかもしれませんが、登録するのは「メールアドレス」「氏名」「クレジットカード情報」の3つだけなので、それほど迷わず登録できるはずです。
楽天Payにログインしたら、使い方ガイドとともに、支払いを安全におこなうため位置情報を利用することへの承諾や、利用規約への同意、クレジットカードのセキュリティコードを入力するよう求められます。
そのあとも、キャンペーン情報の紹介や、貯まったポイントを支払い時に自動的に使うかの設定などが続きます。
ここでコード画面が出てきて、準備完了となります。とはいえ、楽天IDがあれば、それほど登録作業は面倒ではありません。
楽天ペイをローソンで使ってみた
準備が整ったところで早速、楽天Payを使ってみます。今回はローソンにやってきました。
会計の順番が来たら、店員に「楽天Pay払い」と伝えましょう。あとは、楽天Payアプリを起動すると現れる「コード表示」画面を見せればOK。一瞬でコードを読み取ってくれます。
決済が完了すると画面が切り替わり、支払い金額や獲得予定ポイントを確認できます。
なお、ポイントの付与には時間がかかるようで、筆者の場合は翌日に付与されていました。
これまでの利用履歴や保有ポイントを確認したいという場合は、アプリのホーム画面の左上の[≡]ボタンを押して、メニューにある「ご利用履歴」からチェックしてみてください。
貯めたポイントを使って、商品を買う方法
アプリを開いてすぐの、コード表示画面で、[すべてのポイント/キャッシュを使う]にチェックを入れると、保有している全ポイントを決済に利用できます。
一部のポイントを使いたい場合は、右側の[設定]ボタンをタップして、[一部使う]を選び、使うポイント数を入力してください。
楽天ペイを使ってみての感想
例えばLINE Pay(ラインペイ)の場合は、少々面倒な銀行口座との連携や現金でのチャージが必要になりますが、楽天Payならクレジットカード1枚で決済が完了し、使い始めるまでのハードルが低いのが良いと感じました。
また、買い物のたびに貯まる楽天ポイントや、豊富なキャンペーンなど、お得に買い物できるのがメリットといえます。楽天カードユーザーなら、人によってはかなりポイントが貯められるのではないでしょうか。そして、楽天ペイや他の楽天サービスで獲得した楽天ポイントを全国各地に店舗を構えるコンビニなどで、100ポイントや120ポイントといった小額から使えるのも嬉しい点です。
ただし、買い物によるポイントはタイムリーに付与されるわけではないため、きちんと付与されるか多少心配になる点や、キャンペーンで獲得したポイントが付与されるのが1カ月から3カ月先という場合がある点などは今後の改善を期待したいところです。