独特なデザインで人気のNothingから、新しいモデル「Phone (4a) Pro」が2026年4月22日にリリースされました。今回は、Phone (4a) Proを中心に、同時に登場した「Phone (4a)」と比較しながらレビューします。
どちらのモデルもNothingの直販サイトで取り扱っていますが、キャリアではPhone (4a) Proが楽天モバイルのみ、Phone (4a)はauのみでの専売品です。
金属ボディの大画面モデルに進化
Phone(4a)Proは6.83インチの大画面モデル
Nothingのスマホは「a」の付かないモデルが上位機になりますが、今シーズンはリリースされていません。現行の最上位モデルはPhone (3)で、今回発売されたPhone (4a) Proは中級モデル。同時発売されたPhone (4a)の上位機となります。
前の世代では、Phone (3a) Liteという少し手ごろなモデルもありましたが、今回は今のところ登場していません。価格は、Phone (4a) Proが7万9800円、Phone (4a)が5万8800円となります。Nothingのスマホは中級価格帯に集中しているのも特徴の一つです。
背面は金属製になった
Nothingのスマホはスケルトンデザインが特徴で、主に樹脂やガラスで作られていましたが、Phone (4a) Proは、金属製のボディが新しいポイントで、スケルトンではありません。Nothingらしいデザインで、一目でそれと分かりますが、従来モデルとは明らかに違います。なお、カメラの周囲は少しスケルトンぽくなっています。
カメラ部分が大きく、ここは少しスケルトンだ
画面サイズは6.83インチの大画面モデルで、210gとサイズの割には軽めです。とはいえ、手にすると大きすぎると感じる人もいるはずです。
重量は210gと本体サイズを考えるとやや軽い
標準でケースが付属するのはうれしいポイント
今回は、ブラックをレビューしていますが、ほかにもシルバーとピンクがリリースされています。なお、標準で透明のケースが付属しているので、追加で買う必要がないのがうれしいところ。このほかに、Nothingらしい美しいデザインのSIMトレイを外すピンとUSB Type-Cケーブルが付属しています。
USBケーブルとピンもNothingらしいデザインが美しい
Phone (4a)はNothingらしいスケルトンデザイン
左がPhone(4a)、右がPhone(4a)Pro。画面サイズはほとんど変わらない
Phone (4a)は、Nothingらしいスケルトンデザインを踏襲しています。ディスプレイが6.78インチと少し小さくなりますが、本体の大きさはほとんど変わらず、重量も大差ありません。
| Phone (4a) Pro | Phone (4a) | |
|---|---|---|
|
画面サイズ |
163.6×76.6×7.9mm |
163.9×77.5×8.5mm |
| 重量 | 210g | 205g |
額縁の太さが少々違うのがわかる
Nothingのスマホはどれも大画面モデルなのも特徴の一つです。なお、ディスプレイは次のようになっています。どちらも十分に美しくて明るく、満足して使えるはずです。ただし、Phone (4a)のほうが額縁が少し太くなります。
| Phone (4a) Pro | Phone (4a) | |
|---|---|---|
|
解像度 |
AMOLED 1260×2800ピクセル |
AMOLED 1224×2720ピクセル |
| 輝度(明るさ) | 最大5000ニト | 最大4500ニト |
| リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz |
Phone (4a)も大画面の割には重すぎないのがいい
性能は中級クラスで、ヘビーなゲームには不向き
右の性能が低いほうがPhone (4a)。どちらも中の中か下程度のパフォーマンス
気になるパフォーマンスですが、搭載しているチップは以下のようになります。
| Phone (4a) Pro | Phone (4a) | |
|---|---|---|
|
プロセッサ |
Snapdragon 7 Gen 4 |
Snapdragon 7s Gen 4 |
| メモリ(RAM) | 12GB | 8GB |
| ストレージ(ROM) | 256GB | 128GB |
GPUのベンチマークのほうが差が大きい。ゲームをするならPhone (4a) Proのほうがいい
性能はまさに中級クラスです。普通に利用して満足できますが、ヘビーなゲームにはおすすめしません。末永く快適に使いたいなら、容量にも余裕があるPhone (4a) Proのほうがおすすめです。
なお、どちらもおサイフケータイ、NFCに対応しています。SIMはnanoSIMを2枚セットできます。また、eSIMにも対応しています。
バッテリーはどちらのモデルも5080mAhで、どちらとも電池残量を気にせず1日使えます。
ボタンの位置が前モデルから大きく変わった
一番下のPhone (3)と比べるとボタンの位置が変わっている
個人的にPhone (3)を愛用しているので、今回少しだけ比較します。
Phone (4a)シリーズになって大きく違うのが、ボタンの位置が変わったことです。Essential Spaceを呼び出すボタンが本体の左側になり、右側は電源と音量調整になりました。Phone (3)では、右側に電源とEssential Spaceのボタンが用意されていて、押し間違いしがちでした。
Phone (4a) ProのGlyph Interfaceでタイマーを利用
また、Nothingの特徴であるGlyph Interfaceは、Phone (4a) Proが円形のマトリックスになりました。Phone (3)と同じように見えますが、機能がだいぶ違います。Phone (3)は各種機能に加えてミニゲームなども利用できます。
右下の赤いランプが録画インジケーターだ
Phone (4a) Proは、通知やボリュームのインジケーター、タイマーなど情報表示が中心です。また、小さな四角いランプも搭載しています。こちらは、録画インジケーターとして機能します。
Phone (4a)は、Glyph Interfaceが縦に並ぶ
Phone (4a)のGlyph Interfaceは、縦に並んだランプになります。こちらもボリュームなどの通知として機能します。
Phone (3)も円形のランプだが、より表示が細かい
カメラの性能にはこだわりがあり、きれいに撮れる
Phone (4a) Proは、50MPのメインカメラ、ペリスコープカメラ、超広角カメラを搭載しています。画質も上々で、最大140倍のズームに対応します。とはいえ、光学ズームは3.5倍で、実用的なのは30倍程度。それを超えると画像が粗くなっていきます。
Phone (4a)も50MPのメインカメラ、ペリスコープカメラ、超広角カメラを搭載しています。こちらは、光学ズームは3.5倍、最大70倍のデジタルズームになります。
標準カメラ
標準カメラはいずれも十分美しく、自然な色合いで撮れる
超広角
ややあっさりめの色合いながら、超広角も美しい
2倍望遠
2倍の望遠も十分に美しい仕上がりだ
望遠比較
ここから望遠で撮影したときの様子を比較していきます。
標準
標準はいずれも文句なしだ
7倍ズーム
7倍まではどちらも十分美しく撮れている
70倍ズーム
Phone(4a)の最大70倍はかなりぼやけるので、30倍くらいまでが実用的
140倍ズーム
Phone(4a)Proの140倍ズーム
マクロ
花を近くから撮影すると美しく撮れた
ポートレート
ポートレートも自然で美しい。背景もボケすぎていない
動画
まとめ
気になる価格は、メーカー直販でPhone (4a) Proが7万9800円。Phone (4a)は5万8800円となります。
どちらも十分手が届く良心的な価格ですが、余裕を持って使いたいならPhone (4a) Proをおすすめします。もし、カメラの性能を重視するのであれば、両者の差は少ないので、Phone (4a)は相当コスパの高いモデルと言えるでしょう。
YouTubeでも、Phone (4a) ProとPhone (4a)を実機で比較しながら詳しくレビューしています。こちらもぜひチェックしてみてください。