AirPods Maxがロスレスオーディオに対応へ iOS 18.4以降で

USB-Cによる有線接続が必要
AirPods Maxがロスレスオーディオに対応へ iOS 18.4以降で

Appleは2025年3月24日(米国時間)、AirPods MaxがiOS 18.4においてロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオに対応すると発表しました。

これまでAirPodsシリーズは、AirPods 4とAirPods Pro 2がApple Vision Proとペアリングした場合にのみロスレスオーディオに対応していました。2025年4月に配信予定のiOS 18.4からは、iPhoneやiPad、MacとUSB-Cで有線接続した場合にAirPods Maxでもロスレスオーディオが利用できるようになります。

ロスレスオーディオでは、24ビット・48kHzというCD品質を超える音質で楽曲を聴くことができます。Apple Musicでは、1億曲以上がロスレスオーディオ圧縮でエンコードされており、ユーザーは対応機器さえあれば誰でもロスレスオーディオを楽しめます。

また、超低レイテンシーのオーディオは、iPhoneやiPad、Macに内蔵されているスピーカーに匹敵するほどレスポンスの遅延がないといいます。楽興の録音・ミックスだけでなく、ゲームプレイやライブ配信でもより良い音響体験が得られるようになるでしょう。

なお、ロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオに対応するのは、USB-Cポートを備えるAirPods Maxのみ。Lightningポートを搭載するモデルは、有線接続をしてもロスレスオーディオと超低レイテンシーのオーディオは利用できません。対応モデルであっても、ワイヤレス接続をして音楽を聴く際は高音質(AAC 256kbps)での再生となります。

EDITED BY
TOKIWA