Threads(スレッズ)のローンチから1周年にあわせて、オンラインイベント「Threads 1st Anniversary Master Class」が開催されました。
イベントでは、Threadsのこれまでの軌跡やアクティブユーザー数、人気の機能の紹介のほか、ゲストの中田クルミさん・たけたろうさんによるトークセッションもおこなわれました。

グローバルでの月間アクティブアカウントは、現時点で1.75億を突破。アジア太平洋地域に絞ってみると、日本はThreadsの利用が最もアクティブな国の一つだといいます。まだ新しいSNSではあるものの、着実にユーザー数を伸ばしていることが分かります。
日本ユーザーの特徴として挙げられたのが「複数の写真を含んだ投稿をアップする傾向が強い」という点。Threads全体では、投稿のうち約25%が写真を1枚以上含んでいる結果になっています。また、これまでに作成されたトピック(いわゆるハッシュタグ)の数も5000万以上に上るとしています。

イベントの後半には、ゲストに俳優の中田クルミさん、美容クリエイターのたけたろうさんを迎え、トークセッションを実施。Threadsの提供開始時点からサービスを利用している二人ならではのトークで、Threadsへの印象やどのように使っているのかなどが語られました。
中田クルミさんは「Threadsにはネガティブコンテンツが少ない。些細なネガティブ発言も、ポジティブに周りが寄り添ってくれる」とThreadsの居心地の良さを強調。たけたろうさんも、「良くも悪くも情報が流れてこないのがメリット。ビジネスとして使う気がないから温かい。気兼ねなく使っています」と、Threadsがいかに自然体な発言をできる場であるかを話しました。
Threadsは、今後も利用者がよりタイムリーかつ安全に情報を発見できる場としての開発に注力していくとし、クリエイター側にも価値を提供できるような機能を順次追加する予定です。ブロックや引用制限、非表示ワードといったプライバシー設定の強化や、デスクトップ版の進化、フェディバースへの対応(クリエイター向け)などにより、さらに快適に会話を楽しめるフレンドリーな場所を作り、維持する方針を示しました。