iOS版Chrome、アドレスバーを画面下部に設置可能に

大きい画面の機種でも使いやすく

Googleは2023年10月31日、iOS版Chromeアプリでアドレスバーの位置を変更できるようになったと発表しました。

これまでChromeでは、アドレスバーの表示位置が画面上部に固定されていました。画面最上部にアドレスバーが配置されていると、iPhone 15 Proなど大きい画面のモデルでは、検索などでアドレスバーを利用する際に指が届かないというケースもあります。

iOS版Chrome アドレスバー

アドレスバーを長押しして、「アドレスバーを一番下(上)に移動」をタップ

iOS版Chrome アドレスバー

アドレスバーの位置が画面下部に移動する

iOS版Chromeにアドレスバーの位置を画面下部に変更できる機能が導入されました。アドレスバーの位置を変更するには、アドレスバーを長押しして「アドレスバーを一番下(上)に移動」をタップします。Chromeアプリの設定からもアドレスバーの位置は変更可能です。

AppleのWebブラウザ「Safari」では、iOS 15(2021年9月リリース)からアドレスバーの位置変更に対応していました。Safariの対応から約2年の歳月を経て、iOS版Chromeでもアドレスバーの位置変更機能が利用できるようになった形です。

なお、アドレスバーの位置を変更できる設定は、iOS版Chromeのみに提供されており、現時点でAndroid版Chromeでは利用できません。

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EDITED BY
TOKIWA