Instagram、クリエイターの収益化機能「サブスクリプション」を日本でも提供開始

登録者限定コンテンツの投稿が可能に

Metaは2023年7月25日、Instagramのクリエイターがファンのサポートで収益を上げられる「サブスクリプション」機能の提供を、日本国内でも開始したと発表しました。

サブスクリプションは、2022年11月に米国で導入され、その後英国やカナダ、オーストラリアでテストが実施されていました。日本国内のユーザーは、対象国のクリエイターによるサブスクリプションへの登録のみ可能で、国内のクリエイターがサブスクリプションを開始することはできませんでした。

Instagram サブスクリプション

今回、日本を含む10カ国でサブスクリプション機能の提供を拡大し、対象国のクリエイターは利用要件を満たせばサブスクリプションで収益を上げられるようになります。月額料金はクリエイター自身が設定可能で、サブスクリプションの利用を開始すると、プロフィールに「サブスクリプション」ボタンが表示されます。

サブスクリプションを開始したクリエイターが、登録者に提供できる特典は以下のとおり。

  • フィード投稿やストーリーなどの限定コンテンツ
  • 登録者限定のハイライト
  • 登録者向けの一斉配信チャンネルとチャット
  • 登録者バッジ

登録者向けの限定投稿は、プロフィールの王冠マークのタブからまとめて確認できます。また、サブスクリプションの登録者が投稿したコメントやメッセージには、紫色の登録者バッジが表示されるため、クリエイターから登録者の投稿が確認しやすくなります。

なお、クリエイターがサブスクリプションを利用するには、プロアカウント(クリエイターアカウントまたはビジネスアカウント)を設定した上で、Instagramのパートナー収益化ポリシーを含む要件を満たしている必要があります。

EDITED BY
TOKIWA