Twitterは2023年7月22日、Twitter Blueに加入していないユーザーを対象として、1日に送信できるダイレクトメッセージ(DM)の数に制限を設けると発表しました。
We'll soon be implementing some changes in our effort to reduce spam in Direct Messages. Unverified accounts will have daily limits on the number of DMs they can send. Subscribe today to send more messages: https://t.co/0CI4NTRw75
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 21, 2023
DMの送信数制限は、DMにおけるスパム対策としてTwitter Blueに加入していないユーザーを対象に導入されます。具体的に何件までのDMを送信可能であるかは明らかにされていません。
TwitterのDMでは、主にスパムアカウントとして作成されたアカウントから、スパムメッセージが送信されてきます。多くのスパムアカウントはTwitter Blueに加入していないため、未認証アカウントにDMの送信数の制限を加えることは効果的なスパム対策になるでしょう。
一方で、Twitter Blueに加入していないユーザーには、新たな機能制限が追加される形となります。フォロワーとDMでコミュニケーションをとっているなど、DMの使用頻度が高いユーザーは他のチャットサービスへの移行や、Twitter Blueへの加入といった選択肢の検討が必要になるかもしれません。
Last week we gave users the option to limit their Direct Message inbox to only verified users and people they follow. And now we're seeing a 70% reduction in spam in Direct Messages compared to last week.
This work is ongoing, and we'll continue to make changes to fight spam to… https://t.co/O8eWwqVdVJ
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 22, 2023
TwitterはDMのスパム対策を集中的に展開しており、先日はDMの受信設定にTwitter Blueユーザーからのメッセージリクエストのみ許可する設定を導入しました。これまですべてのユーザーからメッセージリクエストを許可していたユーザーは、自動的に新たな受信設定に変更されています。Twitterによると、Twitter Blueユーザーに限定した受信設定の導入により、導入週の前週比で70%スパムが減少したとのことです。