Twitterのロゴが柴犬から青い鳥に戻る

一体何だったのか

Twitterのロゴマークが、2023年4月4日から変更されていた柴犬から、もとの青い鳥に戻りました。

Twitter ロゴマーク

Twitterのロゴマークは、2023年4月4日ごろに突然柴犬の画像に変更されました。ロゴマークとなった柴犬は、「Doge(ドージ)」としてネットミームとなった画像です。ロゴの変更について、イーロン・マスク氏は「Twitterを買収してロゴをDogeに変えて」とリプライをしてきたユーザーのとの会話を画像で添付した上で「約束通り」とツイートしていました。

しかし、その後マスク氏やTwitter側からロゴマークに関する発表はなく、なぜこのタイミングで変更されたのか、柴犬のロゴマークはいつまで続くのか、といった詳細は分からないままでした。2023年4月7日にTwitterのロゴマークはDogeからもとの青い鳥に戻されているものの、結局、ロゴマークの変更に関して「約束通り」以上の内容は語られないままとなっています。

Dogecoin
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一時急騰したDogecoinの価格は元に戻りつつある

Dogeは、暗号通貨「Dogecoin」のロゴマークにも採用されており、Twitterのロゴマーク変更により価格の急騰もみられました。マスク氏は、Dogecoinを支持する投稿を多くしていたり、Dogecoinに関わる訴訟を起こされていたりするため、ロゴマークの変更はDogecoinと何らかの関係があるのではないか、という声も多く挙がっています。なお、一時的に上昇したDogecoinの価格は、青い鳥のマークが戻ってきたことで以前の価格に戻りつつあります。

マスク氏は、従来よりTwitter上でのユーザーのやり取りや、ユーザー投票の結果で方針を決定するという行動をよくとっていました。今回もユーザーとのリプライで話したことを実現したわけですが、意図や目的の見えない思いつきのような変更が「Twitterの私物化」を指摘する批判を招くのは当然と言えます。

EDITED BY
TOKIWA