Instagramは2023年3月3日、セルフィー動画を用いた年齢認証のテストを日本国内でも開始すると発表しました。
これまでInstagramでは、ユーザーの年齢認証の際に運転免許証などの本人確認書類が利用可能でした。今回のテスト導入により、ユーザーはセルフィー動画をアップロードすることでも年齢認証ができるようになります。ビデオセルフィーによる年齢認証機能は、2022年6月に米国内を対象にテストが開始されていました。

年齢認証は、Instagramに登録した生年月日を18歳未満から18歳以上に変更しようとする際に求められます。年齢認証に「セルフィー動画を撮影」を選択すると、アプリの画面にセルフィー動画撮影の指示が表示されるので、ユーザーは指示に従って自身のセルフィー動画を撮影します。
撮影されたセルフィー動画は、Yoti社の提供するテクノロジーにより、顔の特徴に基づいたユーザーの年齢推定に利用されます。この年齢認証システムでは、ユーザーの年齢のみを認識し、ユーザー個人を認識することはできません。アップロードしたセルフィー動画は、年齢確認が完了次第、削除されます。

もちろん、これまで通り本人確認書類による年齢認証も可能です。年齢認証時に「本人確認書類の画像をアップロード」を選択し、運転免許証などの本人確認書類を撮影すれば認証をおこなえます。
なお、米国内でテストが開始された際には、3人の相互フォロワーに年齢確認をリクエストする年齢認証方法も導入されていましたが、日本国内でのテストには含まれていません。
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TOKIWA