Bingアプリ、AIチャット機能に対応 音声検索も可能に

Skype上でもAIに質問できるようになった

Microsoftは2023年2月22日、AI機能を搭載したBingとEdgeのスマホアプリについて、プレビュー版をリリースしたと発表しました。

Microsoftは、2023年2月7日にデスクトップ版のBingへ言語モデル「GPT-4」を搭載。ユーザーからの複雑な質問に対してAIによる回答が得られるようになりました。

Bing アプリ

スマホアプリ版のBingでも、AIとのチャットが可能に

今回、スマホアプリ版のBingとEdgeにもAI機能が対応しました。AI機能に対応したBingアプリでは、アプリ内のBingアイコンをタップするとチャットセッションが開始され、デスクトップ版と同じくAIと会話できます。AIの回答は、箇条書きやテキスト、簡略化された内容など、ユーザーの好きな形式を選択可能です。

さらに、新しいBingアプリの提供開始に伴い、音声検索でAI機能を利用できるようになりました。キーボードでの入力だけでなく、声でもAIに質問が可能です。AIに対して複雑な質問をする際に、会話をするようにAIに尋ねられるようになった形です。

Bing アプリ
Bing アプリ

「Bing for Skype」では、「@Bing」と入力して質問するとAIによる回答がチャットで返ってくる

また、SkypeにAIを搭載した「Bing for Skype」も新たに導入されました。Skypeのチャットで「@Bing」と入力してから質問をすると、AIがチャット内で質問に対して回答してくれます。回答方法は、箇条書きやテキスト、簡略化された内容など、ユーザーの好きな形式を選択できます。グループメンバー全員がAIへの回答を閲覧できるため、グループでの旅程やお店探しなどに活用できそうです。

AI対応のBing・EdgeのモバイルアプリとBing for Skypeは、Bingのプレビュー版を利用しているユーザー向けにリリースされています。ウェイトリストに登録しているユーザーは、プレビュー版への登録後から利用できるようになります。

アプリ「Bing」をダウンロード
EDITED BY
TOKIWA