Netflixは2023年2月1日（米国時間）、700作品以上の作品が空間オーディオに対応したと発表しました。空間オーディオでの作品視聴は、プレミアムプランの会員向けの機能として提供されています。
Netflixのプレミアムプランは、Netflixの4つの料金プランの中でも最も月額料金の高いプラン（税込1980円）です。その代わり、4K・HDR画質でのコンテンツ再生や、全プランの中で最も多い同時再生台数といった機能を利用できます。
今回、Netflixはプレミアムプラン会員向けに空間オーディオを導入しました。テレビやPC、スマホ、タブレットで対応作品を視聴する際に、追加の機器を必要とせず空間オーディオを楽しめます。現時点では、『ストレンジャー・シングス』や『今際の国のアリス』など700以上のタイトルが空間オーディオに対応しており、今後も人気タイトルを順次対応させていくとのことです。なお、Netflixの公開している下記のデモ動画にて、プレミアムプランの会員以外もNetflixの空間オーディオを体験できます。
空間オーディオの対応作品には、空間オーディオアイコンが表示される
空間オーディオに対応する作品は、検索欄に「空間オーディオ」と入力するか、作品の詳細画面にある空間オーディオアイコンを探すことで見つけられます。対応作品をステレオで再生すると、自動的に空間オーディオが適用されます。空間オーディオに非対応の作品は、標準ステレオ音声での再生となります。
また、空間オーディオに加えて、プレミアムプランの会員はダウンロード可能台数が4台から6台に増枠されます。これについてNetflixは、会員がオフラインでより多くのデバイスを使って視聴できるオプションを望んでいると調査で判明したことが理由だとしています。