アップル、App Storeの最低価格を50円に 価格設定を大幅に改定

2000円までは10円刻みで価格設定ができる

Appleは2022年12月6日(米国時間)、App Storeにおける価格設定を大幅に改定し、最低価格50円を含む900のプライスポイントから設定できるようになったと発表しました。

App Store 価格設定

新しい日本円でのプライスポイントはAppleの発表するところによると900。最低価格50円から最高価格160万円まで設定可能になります。これまでApp Storeにおける日本円の最低価格は160円で、低価格帯においては百数十円単位で予め決められた価格が用意されていました。今回、50円の最低価格導入に加え、価格に応じて10円や100円といった細かい単位で価格を設定できるようになり、低価格帯では柔軟な値付けが可能になった形です。特に50円から2000円までの低価格帯では、10円刻みで価格設定ができるようになるため、数十円のアプリ内課金などを設定することで、ユーザーの有料コンテンツに対する抵抗感を和らげる効果にもつながるでしょう。

また、数千円や数万円の価格帯でも、価格の下2桁が80または90、下3桁が800となるような設定も利用できるようになります。新しい価格設定は、サブスクリプションを提供するアプリでは本日から、その他のすべてのアプリとアプリ内課金では2023年春から提供されます。

追加のプライスポイントに加え、国や地域別の価格設定や外国為替レート変動の管理などがしやすくなる価格設定ツールもデベロッパー向けに発表されています。新しい価格設定ツールでは、デベロッパーが任意の所在地のストアを選択すると、そのストアを基準として他の174のストアと44の通貨全体で価格が自動生成されます。任意のストアに基づく価格設定ツールは、サブスクリプションを提供するアプリで本日から、その他のすべてのアプリで2023年春から提供開始となります。

EDITED BY
TOKIWA