「COCOA」機能停止版が配信開始、アプリ削除前に必要な手続きを解説

機能停止で通信料やバッテリー消費などの負担をなくせる

厚生労働省は2022年11月17日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能停止版となる、バージョン3.0.0へのアップデートを配信開始しました。

COCOAの機能停止は、新型コロナウイルス感染症の陽性者の全数届出見直しによるもので、機能停止版のアップデート配信は事前に予告されていました。今回の機能停止により、COCOAは2020年6月からの約2年半の運用に幕を閉じます。

COCOAを利用していた人は、アプリを削除する前に機能停止の操作をおこなう必要があります。アプリを削除するだけだと、接触確認のための定期的な処理が作動し続け、わずかながら通信料やバッテリーの消費などの負担が発生してしまうためです。COCOAの機能停止は、アプリのアップデート後、簡単な操作で完了させることができます。

COCOA 機能停止
COCOA 機能停止
COCOA 機能停止

COCOAをバージョン3.0.0にアップデートした後に起動すると、「機能停止のお知らせ」という画面が表示されるので、「機能停止手続きへ」のボタンをタップして機能停止の手続きを開始します。任意の利用状況調査の画面が表示されたら、自身の年代や通勤通学の有無の回答と、アプリ利用開始日と接触通知回数の送信の許可を設定します。この利用状況調査は任意の調査なので、回答しなくても問題ありません。

COCOA 機能停止
COCOA 機能停止

利用状況調査への回答後、「機能を停止する」を選択するとCOCOAの機能停止続きは完了です。「機能停止の手続きが完了しました」の画面が表示されたら、アプリを閉じてアンインストールします。

EDITED BY
TOKIWA