Twitterは2022年11月11日、なりすましアカウントへの対策として、一部のアカウントに対して公式マークを付与したと発表しました。
To combat impersonation, we’ve added an “Official” label to some accounts.
— Twitter Support (@TwitterSupport) November 11, 2022
Twitterの公式マークは、購読者全員に認証バッジが付与される新しいTwitter Blueの提供開始に先立って、導入が発表されました。Twitter Blue購読によるアカウント認証と区別するための機能として期待されましたが、導入発表の直後にイーロン・マスク氏が機能の撤回を表明。Twitter上での認証マークはTwitter Blue購読による青いチェックマークのみになるとしました。
2022年11月9日に新しいTwitter Blueが導入されると、事前に懸念されていた通り、Twitter Blue購読で認証マークを得たなりすましアカウントが大量に発生。これに対して、Twitterはなりすましアカウントへの取り締まりをおこなっているとしていましたが、公式マーク付与によるアカウント区別に方針を切り替えたようです。


公式マークはプロフィールやタイムラインで確認できる
公式マークは、政府や企業などTwitter側の選定するアカウントに付与されます。該当のアカウントは、プロフィール画面やタイムラインに灰色のチェックマークと「公式」の文字が確認できます。
タイムラインでも公式マークがひと目で確認できるため、青いチェックマークのみの状態よりも情報の信頼性は向上しました。ただ、Twitter Blue導入後のアカウント認証を巡っては、1日単位でTwitterの対応が変化しているため、公式マークの付与にもまた何らかの変更があるかもしれません。