TikTok、ライブ配信の最低年齢を16歳から18歳に引き上げ　11月23日から

TikTokは2022年10月17日（米国時間）、ライブ配信をおこなうための最低年齢の引き上げを含む複数のアップデートを発表しました。

TikTokでライブ配信を開催するための最低年齢は、現在16歳以上となっています。2022年11月23日より、ライブを配信するための条件となる最低年齢が18歳以上に引き上げられます。TikTokではライブ配信の開催以外にも、DMの利用に16歳上、バーチャルギフトの利用に18歳以上の最低年齢を設定しています。

また今後数週間のうち、クリエイターが自身のライブ配信において、大人だけをターゲットにしたいかどうかを選択できる機能も導入する予定です。クリエイターが自身のライブ配信を大人向けに指定すると、対象年齢以下のユーザーはライブ配信にアクセスできなくなるものとみられます。

さらにライブ配信のキーワードフィルタリングツールにもアップデートの実施を予定しています。キーワードフィルタリングツールでは、ライブ配信において不適切と思われるコメントを制限することができます。キーワードフィルタリングツールのアップデート版では、過去にクリエイターがライブ配信で削除したコメントから類似の単語を見つけ、フィルターリストに追加するよう提案します。不愉快なコメントをされてからの事後対応ではなく類似キーワードを予めフィルターしておけるため、より快適な環境でライブ配信をおこなえるようになるでしょう。

そのほか、ホストが最大5人のゲストとライブ配信を開催できる「マルチゲスト」機能が新機能として追加されます。