Twitterは、一部のユーザーに対して、ツイートのスクリーンショット撮影時にリンク共有を促すメッセージを表示するテストを実施しているようです。

ツイートのスクリーンショットを撮影すると、リンクでの共有を促すオプションが表示される

「ツイートを共有する」ではTwitterのDMや各SNSアプリなどでの共有オプションを選択できる
テストの対象者は、Twitterアプリでツイートが写ったスクリーンショットを撮影すると、スクリーンショットのサムネイルの隣に「ツイートを共有することもできます。共有しますか?」というメッセージとともに、共有オプションが表示されます。「リンクをコピー」をタップすると、クリップボードに該当のツイートのリンクが自動的にコピーされます。一方で、「ツイートを共有する」をタップすると、TwitterのDMやその他のSNSなどでの共有オプションが選択できるようになります。
ツイートのリンク共有を促すオプションは、タイムラインや「検索」タブなどでも画面内にツイートが写っている状況であれば表示されます。
スクリーンショットでツイートを共有する場合、ツイートを共有された相手はTwitterにアクセスしなくてもツイートの内容を確認できるため、Twitterとしてはエンゲージメントの損失となってしまいます。いっぽう、リンク共有では共有相手もTwitterにアクセスすることになるため、ツイートの共有時でもTwitterの利用機会が増加します。そのため、ツイートのリンク共有を促すオプションを追加した背景には、ユーザーのTwitter使用機会を共有の場面でも増やしていきたいという狙いがあるものとみられます。
EDITED BY
TOKIWA