Googleは一部のユーザーを対象として、YouTubeにおける4K画質(2160p)をYouTube Premium限定機能として提供するテストを実施しているようです。米9to5googleが報じています。
YouTubeは2010年に4K画質をサポートし、2015年には8K画質にも対応しています。現時点では、無料ユーザーとYouTube Premiumユーザーで選べる画質に違いはありません。

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米国の掲示板サイト「Reddit」に投稿された画像を見ると、画質の変更メニューにおいて4K画質を示す「2160p」の部分に「Premium」の表示があることを確認できます。テストの対象者となったユーザーは、YouTube Premiumに登録していなければ4K画質で動画を視聴できなくなっている状態であるとみられます。
YouTubeの無料ユーザーとYouTube Premium会員では、広告表示やバックグラウンド再生、オフライン再生のサポートの有無が現時点での主な機能差となっています。一部ユーザーを対象としたテスト段階ではあるものの、4K画質をYouTube Premiumの限定機能に追加することで、YouTube Premium契約のインセンティブはこれまで以上に高まるでしょう。その一方で、無料ユーザーはさらに機能制限が増えることとなります。従来は無料で利用できていた機能を有料化するとなると、ユーザーの反発は大きくなるかもしれません。
EDITED BY
TOKIWA