Googleは2022年9月14日(米国時間)、Googleフォトにコラージュエディター機能や「思い出」の共有機能などを含む、複数の新機能のロールアウトを開始したと発表しました。
Googleフォトアプリ内でコラージュ写真を簡単に作成できるコラージュエディターは、Android版アプリとiOS版アプリで本日より提供が開始されています。コラージュエディターでは、写真を選んでコラージュのデザインを選択するだけで、コラージュ写真が作成されます。コラージュ写真のレイアウトは、ドラッグアンドドロップ操作だけで簡単に変更可能です。また、明るさやコントラストの調整、フィルターの適用といった、写真の編集もコラージュエディターから直接おこなえます。
なお、Google Oneに加入しているユーザーとPixelユーザーは、コラージュエディターにおいてポートレートライトやHDRなどの追加編集機能や、30種類以上の追加デザインを利用できます。
Googleフォトの「思い出」にも新機能が追加。今後は「思い出」に表示されるコンテンツにより多くのビデオが採用されます。長尺のビデオでも、Googleフォトが最適な部分を選んでトリミングして表示してくれるようです。写真にもズームで動きがつけて「思い出」を演出できるようにもなります。来月からは一部の「思い出」にBGMが追加される予定です。
また、Googleフォトの「思い出」を家族や友人など他のユーザーと共有できる機能も新たに追加されます。「思い出」の再生画面に表示される共有ボタンから、数回タップするだけで「思い出」をシェアすることができます。Googleによると、「思い出」の共有機能はユーザーから最もリクエストの多かった機能とのこと。Android版アプリでは本日より提供を開始し、iOS版アプリとWeb版Googleフォトでも近日中に公開される予定となっています。
そのほか、写真を奥行きのある3D写真に変換する「シネマティックフォト」の機能強化や、「思い出」にグラフィックアートを自動的に追加する「スタイル」といった新機能も提供開始されます。