LINEは2022年8月2日、LINE上での行政手続きにおいてマイナンバーカードを利用した本人確認が可能になったと発表しました。

①:対応する自治体のLINE公式アカウントで行政サービスを選択、②マイナンバーカードの署名用電子証明書パスワードを入力、③:マイナンバーカードにスマホをかざして読み取り、④:本人確認が完了する
LINE上でのマイナンバーカードを用いた本人確認は、LINE Payによる「LINE Pay公的個人認証サービス」とLINEを連携することで利用可能になりました。対応する自治体に住むユーザーは、本人確認の必要な行政サービスをLINEで利用する際、マイナンバーカードの署名用電子証明書パスワードを入力してマイナンバーカードをスマホにかざすだけで本人確認が完了します。手続きで手数料が発生した場合は、LINE Payからの支払いが可能です。オンラインで手続きが完結するため、役所の開庁時間にかかわらず24時間手続きをすることができます。
LINE上でのマイナンバーカードを用いた本人確認機能は、東京都渋谷区や神奈川県座間市などで先行して導入されており、住民票の写しなどの郵送申請や納税証明書申請などの行政サービスで活用されています。
LINEによると、今後は先行自治体に加えて7つの自治体のLINE公式アカウントでもLINE Pay公的個人認証サービスの提供を予定しているとのこと。また、導入を希望する自治体の申し込み受付も開始しています。LINE Pay公的個人認証サービスで対応する行政サービスも、子育てや引越しに関する手続きや施設利用管理など、さらなる拡大を検討するとしています。
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TOKIWA