Instagramは2022年7月21日(米国時間)、写真とリミックスしたリール作成機能の導入を含め、リールに関する複数のアップデートを発表しました。
リールのリミックス機能とは、他のユーザーによる投稿と自身の動画を組み合わせてコラボレーション動画を作成できるものです。当初リミックスの素材として利用できたのはリール動画のみで、2022年1月にはフィード動画にも対応しています。

今後数週間のうちに、他のユーザーの投稿した写真もリールのリミックス素材として利用できるようになります。リミックスの素材として利用できるのは、公開アカウントが投稿している写真のみ。海外メディアの報道によると、写真のリミックス使用については初期状態で許可する設定になっているため、リミックス素材として使用されたくないユーザーは、設定を変更しなければならないようです。
リミックスで利用できるレイアウトも拡大し、グリーンスクリーンや水平・垂直画面分割、ピクチャ・イン・ピクチャリアクションビューが選択できるようになります。ピクチャ・イン・ピクチャリアクションビューでは、既存のリールにビデオコメントを追加することが可能です。

また、リール作成時に利用できるテンプレート機能も追加されます。オーディオやクリップのプレースホルダーを読み込んでおき、写真やクリップを追加するだけで簡単にリールを作成できる機能です。「リール」タブのカメラアイコンをタップすると、テンプレートを探して利用することができます。
リールの撮影時にスマホのフロントカメラとバックカメラで同時に録画できる「Dual」も新たに導入。バックカメラで風景などの被写体を撮影しながら、フロントカメラで自身のリアクションを同時に収録できます。
なお、Instagramによると、15分未満の新しいビデオ投稿はすべてリールとして共有されるようになるとのことです。この変更は今後数週間で実施され、変更のタイミング以前に投稿されたビデオ投稿は動画として残ります。