新型「iPhone SE(第3世代)」発表、A15 Bionic搭載で5G対応 価格は5万7800円から

3月11日より予約受付開始、3月18日に発売

Appleは2022年3月8日(米国時間)、Appleイベントにおいて「iPhone SE(第3世代)」を発表しました。

歴代「iPhone」シリーズ比較一覧表

目次

デザインは前世代を踏襲、ホームボタンにTouch IDを搭載

iPhone SE(第3世代)

本体デザインは前世代を踏襲し、ホームボタンが搭載されている

iPhone SE(第3世代)は、前世代のiPhone SE(第2世代)と同様のデザインとなりました。ディスプレイの上下にはベゼルがあり、画面下部にはホームボタンがあります。ホームボタンでは、前世代モデルと同じくTouch ID認証が可能です。Face ID認証には非対応となっています。

画面サイズや本体の大きさなどに変更はありません。4.7インチのディスプレイには、前世代モデルから変わらずRetina HDディスプレイを採用しています。本体重量は144gと、前世代(148g)よりも4g軽くなりました。

iPhone SE(第3世代)

本体カラーは3色

本体カラーは、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3種類が用意されています。

チップはiPhone 13と同様のA15 Bionicを採用、5G通信も可能に

iPhone SE(第3世代)

チップには、iPhone 13シリーズにも搭載されている「A15 Bionic」を採用

iPhone SE(第3世代)で最も大きなアップデートは、本体搭載のチップです。iPhone SE(第3世代)のチップには、現行のハイエンドモデルであるiPhone 13シリーズと同様のA15 Bionicが採用されています。

前世代モデルと比較すると、グラフィックス性能は最大1.2倍。効率的なチップを搭載したことで、バッテリー駆動時間も向上しました。ビデオ再生時間で比較すると、前世代モデルよりも最大2時間長く再生可能です。

iPhone SE(第3世代)

カメラ性能は変わらないが、チップの性能アップにより画像処理能力が強化された

カメラは、メインカメラが単眼レンズの12MP広角カメラ、フロントカメラが7MPカメラと前世代モデルと変化はありません。しかし、チップ性能の向上により画像処理技術「Deep Fusion」や、スマートHDR 4に対応し、撮影した写真をより鮮やかに仕上げられるようになります。

iPhone SE(第3世代)は、5G通信にも対応。現在のiPhoneラインナップの中で、5G通信に対応する最も安価なモデルとなりました。

本体価格は5万7800円から、発売日は3月18日

iPhone SE(第3世代)

iPhone SE(第3世代)は、64GBと128GB、256GBの3種類のストレージを用意。本体価格は64GBモデルが5万7800円(税込)、128GBモデルが6万3800円(税込)、256GBモデルが7万6800円(税込)となっています。

予約注文は2022年3月11日午後10時から受付を開始し、発売日は3月18日です。その他の詳細情報や予約注文についてはAppleの公式ページにて確認できます。

EDITED BY
TOKIWA