Instagramは、「1日の時間制限」機能の最短の設定時間を30分に変更しました。TechCrunchが報じています。

「1日の時間制限」で選択できる時間が30分からに変更された
「1日の時間制限」は、2018年に導入されたInstagramの使いすぎを防止する機能。「アクティビティ」設定でユーザーが設定した使用時間を過ぎると、アプリを閉じるよう促すリマインダーが送信されます。
従来は使用時間を5分単位で柔軟に設定できたところ、今回、既定の5つの時間(30分/45分/1時間/2時間/3時間)から選択する仕組みに変更された形です。
This article fails to mention that we have two time management features. Our existing ‘daily limit’ shows you a notification when you’ve hit your daily limit, but our newest feature ‘Take A Break’ shows you full-screen reminders to leave the app, and includes 10 minute intervals pic.twitter.com/cZmGTlXvuB
— Instagram Comms (@InstagramComms) February 21, 2022
TechCrunchは報道の中で、Instagramの第4四半期の結果が芳しくなかったことから、ユーザーのInstagramに触れる時間を延ばし、エンゲージメントを促進させようとしているのではないかと指摘しています。これに対しInstagramは、リマインダーには「1日の利用制限」のほかにも休憩を促すリマインダーも用意しているとした上で、ユーザーに複数のリマインダーを同時に送信することを避けるための変更であると説明しています。

休憩を促すリマインダーは、10分、20分、30分から選択可能
2021年にテストが開始されたユーザーに休憩を促すリマインダー機能は、10分、20分、30分の時間から設定できます。Instagramは、短いスパンでの「休憩」と1日単位の「時間制限」として、2種類のリマインダーをユーザーに使い分けてもらうことを期待しているようです。