Googleは2022年2月3日(米国時間)、ビジネスツール「Google Workspace」で無料プランの「Essentials Starter」エディションの提供を開始すると発表しました。
Business Collaboration Platform Essentials - Google Workspace
「Essentials Starter」エディションは、メールアドレスがあれば登録でき、Googleドライブ(15GBのストレージ)やGoogleチャットといったツールを無料で利用できるプランです。Gmailの利用はできないため、メールツールは登録時に利用したメールアドレスを使う必要があります。クレジットカード登録は不要で、試用期間に制限がありません。
「Essentials Starter」エディションで利用できる主なツールは以下のとおり。
Essentials Starterで利用できる主なツール
- Googleドライブ(15GB)
- Googleドキュメント
- Googleシート
- Googleスライド
- Google Meet
- Googleチャット
- Googleカレンダー
- Googleフォーム
- Googleサイト
- Google Keep
「Essentials Starter」エディションでは、最大25人が同一のチームアカウントにサインアップ可能です。Googleによると、「Essentials Starter」エディションは依然として古い生産ツールを使っている組織を意識した作りとなっており、Microsoft OfficeのファイルやPDFなども変換する必要なく保存や共有ができます。無料でGoogle Workspaceを使えるプランながら、先日廃止が発表されたG Suite無償版の救済策として発表されたわけではなさそうです。
Googleは、「Essentials Starter」エディションを数週間以内にグローバルでリリースすると発表しており、日本でも同じタイミングで利用できるようになるものとみられます。
SOURCE
EDITED BY
TOKIWA