Amazonは2022年1月26日に開催された「Amazonオーディブル 戦略発表会 2022」において、村上春樹著の10作品を聴き放題で配信することを発表しました。
オーディオブックサービスの「Audible」は、2022年1月27日より有料会員向けに12万作品以上のオーディオブックやポッドキャストが聴き放題となるサービスをスタートします。聴き放題ラインナップには、現在配信中の日本語作品の95%以上が対象となるほか、Audible独占配信作品やオリジナル作品も含まれます。

今回、Audibleの独占配信作品の中に村上春樹氏による10作品が加わることが明らかになりました。村上春樹氏の作品は、日本語では初めての音声化となります。各作品の朗読は豪華俳優陣が担当し、発表会では一部作品の担当キャストが公表されています。
Audibleで配信予定の村上春樹作品と担当キャストは以下のとおり。
Audibleで配信予定の村上春樹10作品
- 『1Q84』
- 『騎士団長殺し』(担当キャスト:高橋一生)
- 『職業としての小説家』(担当キャスト:小澤征悦)
- 『海辺のカフカ』(担当キャスト:木村佳乃)
- 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
- 『辺境・近境』
- 『神の子どもたちはみな踊る』(担当キャスト:仲野太賀)
- 『ねじまき鳥クロニクル』
- 『東京奇譚集』(担当キャスト:イッセー尾形)
- 『蛍・納屋を焼く・その他の短編』
村上春樹氏は、オーディオブックとして自身の作品が耳で読まれることについて「少しばかり気恥ずかしいようでもあります」としながらも、「これまでになかった新しい可能性が生まれるといいと思う」とコメントを寄せています。
現時点で各作品の配信スケジュールなどは明らかにされていません。
EDITED BY
TOKIWA