Appleは2021年12月13日(米国時間)、Androidユーザー向けに自身を追跡するAirTagや他社製のアイテムトラッカーをスキャンできるアプリ「Tracker Detect」をリリースしました。
Tracker Detectは、所有者から離れていて、Appleの「探す」ネットワークに対応しているアイテムトラッカーを検出できます。Apple製のアイテムトラッカーであるAirTagだけでなく、他社製のデバイスでも「探す」ネットワークを利用しているものは検出可能です。
iPhoneユーザーの場合、自身のものではないAirTagなどが追跡してきている場合、アラートが通知される機能があります。一方で、Androidユーザーには、「探す」ネットワークを使ったアイテムトラッカーの追跡を検出する手段が用意されていませんでした。



スキャンをして追跡してきているアイテムトラッカーを検出する
Tracker Detectは、手動のスキャンによる検出と、アプリによる自動検出の2つの方法が利用できます。アプリによる自動検出は、ユーザーの近くに10分以上他人のアイテムトラッカーがある場合におこなわれます。

検出したアイテムトラッカーからサウンドを再生できる

アイテムトラッカーの情報も確認可能

バッテリーをオフにしてアイテムトラッカーを無効化することも
Tracker Detectで不正なアイテムトラッカーを検出した場合、アイテムトラッカーから音を鳴らしてその場所を特定したり、アイテムトラッカーのバッテリーをオフにして無効化したりすることができます。
Tracker Detectは、Google Playストアにて無料で公開されていますが、日本国内ではまだダウンロードできません。
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EDITED BY
TOKIWA