ユニコードコンソーシアムは2021年12月2日(米国時間)、同協会が標準化する「emoji(絵文字)」において2021年に世界で最も使われた絵文字を発表しました。
ユニコードによると、2021年に最もユーザーに使われた絵文字はうれし涙「😂」で、全体の絵文字使用の5%以上を占めたとのことです。2位はハート「❤️」で、3位以降とは大きな差が開いたようです。トップ10の順位は、左から😂 ❤️ 🤣 👍 😭 🙏 😘 🥰 😍 😊となっています。

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今回の調査で1位になった😂と、2位の❤️は、2019年に実施された同様の調査でも1位と2位にランクインしており、😂はこれで2冠を達成したことになります。また前回の調査から大きく順位を伸ばしたのはケーキ「🎂」で、113位から25位まで上がっています。そのほかにも、風船「🎈」が139位から48位、訴えかける顔「🥺」が97位から14位まで順位を伸ばしました。
ケーキや風船は、コロナ禍で実際に会ってパーティーができない世相を反映したものと捉えることもできそうです。また、🥺は日本でも「ぴえん」として話題になった絵文字で、日本国内での社会的流行が順位を押し上げた可能性もあります。
一方で、最も人気のなかった絵文字のカテゴリは「旗」でした。その中でも、258種類と最多のラインナップを誇る「国旗」の絵文字が最も低い使用率となりました。
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EDITED BY
TOKIWA