Clubhouse(クラブハウス)はルームの会話を録音・アーカイブできる「Replay(リプレイ)」と、ルームに参加したリスナー総数がわかる「Tortal Listener Count(トータルリスナーカウント)」機能を新たに提供開始しました。
双方とも、iOS版・Android版ユーザーを対象に順次ロールアウトされます。
ルームの会話を録音・アーカイブできる「Replay」

リプレイを使うと、ルームやClubの主催者が会話を録音できるようになります。録音した会話は、主催者や参加者のプロフィールやClub内にアーカイブ(保存)される仕組みで、ルームに参加していなかったユーザーも誰かのプロフィール上のアーカイブから当該ルームの録音を聴くことが可能になります。
すでに利用が開始されている「クリップ」は過去30秒間の音声を遡って取得できるものでしたが、リプレイはルームの開始から終了までを全録音する機能です。

ルームの主催者は開始時にリプレイの設定を「ON」にすることで、そのルームに機能が適用されます。
リプレイには、いくつかの使用条件や注意点があるので以下にまとめました。
- ルームやClubの主催者のみがON・OFFできる
- パブリックルーム(公開ルーム)でのみ適用
- ルーム作成時にリプレイ機能を「ON」にする必要がある(途中からのONはできない)
- 途中で「OFF」に切り替えると、録音データはすべて削除される
- リプレイ機能を「ON」にして15秒以上音が発せられたとアプリ側が判断したユーザーのプロフィールに、録音データがアーカイブされる
- アーカイブされた録音はいつでも削除可能
- ルーム作成者は録音データをダウンロードできる
途中からの録音ができない点や、途中でOFFにするとそれまでのデータが削除される点についてはリリース時点での仕様となっており、今後は条件が変更される可能性もありそうです。
また、アーカイブされた音声を聞く時に、早送り・早戻しができる「スピーカースキップ」機能も使えるようになっています。
ルームに参加したユーザー数がわかる「Total Listener Count」

ルームに参加したユーザー数が表示される機能「Total Listener Count」では、ルームのライブ配信中に参加したユーザーだけでなく、Relpayでアーカイブされたルーム録音を聴いたユーザー数も表示されます。
リスナーの総数は、ルームやClubの主催者にのみ表示されます。自分のルームに参加したリスナーの正確な総数がわかるのがメリットで、今後のパフォーマンスに向けた分析にも繋がるでしょう。