Zoom、無料ユーザーを対象に広告表示のテストを開始

Zoom Video Communicationsは2021年11月2日、同社のWeb会議サービス「Zoom」で、無料のベーシックプランユーザーを対象に広告表示のテストを開始すると発表しました。

広告は、他の無料ユーザーが主催したミーティングの終了後にバナーで表示されます。広告表示は、ブラウザでZoomを利用した無料ユーザーが対象で、Zoomアプリでミーティングに参加した場合は対象外となります。

ただ、今回の広告表示テストが実施される地域については「一部の国」としか発表されておらず、日本が対象となっているかなどの詳細は不明です。

広告はCookieを利用したターゲット広告ですが、ユーザーが管理ツールからCookieを無効にすることもできます。なお、Zoomのプライバシーステートメントでは、Zoomでおこなわれたミーティング内のいかなるコンテンツも、広告運用には利用されないことが明らかにされています。

Zoomは広告表示を開始した理由について、今後も無料ユーザーにZoomのプラットフォームを提供し続けるため、と説明しています。