ツイッターは、自分のツイートに対してリプライ(返信)できる相手を制限できる機能を正式にリリースしました。5月からテストされていた同機能が、アプリとウェブ版の全ユーザーで利用できるようになります。
具体的にはツイートの作成時に、リプライできるアカウントとして「全員」「フォローしているユーザーのみ」「ツイートしたアカウントのみ」の3つの選択肢が提示されます。「全員」のオプションがデフォルトの設定で、「ツイートしたアカウントのみ」とは@メンションした人だけがリプライできるという意味です。
「フォローしているユーザーのみ」「ツイートしたアカウントのみ」に設定されたツイートにはラベルが付けられ、返信できないユーザーから見た返信アイコンはグレー表示になります。なお、返信できないユーザーも、ツイートの閲覧やリツイート、いいねなどは引き続き可能です。
本日より、どなたもがこの設定をお使いいただけるようになります。ツイートする前に、?「すべてのアカウントが返信できます」をタップして、誰がツイートに返信できるかを選択をしてください。 @suzannexie
テストを通して、皆さんに共有いただいたことをご紹介します?https://t.co/YiDzxAx1t2 pic.twitter.com/MLtv0OiQWD— Twitter Japan (@TwitterJP) August 11, 2020
このリプライ制限機能のテストでは、「スパムや嫌がらせから保護されていると感じられた」といった安全性が向上したとのフィードバックがユーザーから得られたといいます。また、嫌がらせを阻止された悪意のあるユーザーによる別の手段(攻撃的な引用リツイートやDMなど)の増加は見られなかったとしています。
【Twitter】今さら聞けない「リプライ」と「リツイート」の違いとは?appllio.com