Appleは2020年4月16日、新型の「iPhone SE」を発表しました。価格は4万4800円(64GBモデル)からで、4月24日に発売されます。
ディスプレイサイズは4.7インチ、ホームボタンが復活
今回発表されたiPhone SEのディスプレイサイズは4.7インチ。iPhone 8やiPhone 7と同じサイズです。液晶のRetina HDディスプレイを採用しています。
本体下部のホームボタンが復活し、Touch IDによる認証が使えるようになります。一方で、iPhone Xから標準であったFace IDは使用できません。また、iPhone XR以降の機種に採用されている触覚タッチにも対応しています。
カラーリングは、ブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDの3種類が用意されています。耐水・防塵性能はiPhone 8と同じくIP67等級。最大水深1mで30分間の耐水性能を謳っているので、日常的な水濡れであれば故障等の心配はありません。
見た目はiPhone 8でも、パフォーマンスはiPhone 11並み
チップはiPhone 11にも搭載されている「A13 Bionic」が採用されています。最新モデルのチップ搭載により、3Dゲームのような重いアプリでも軽やかな挙動が期待できます。
iPhone Xより増え続けてきた背面カメラのレンズは1つに。ポートレートモードや4Kビデオの撮影に対応します。
バッテリー駆動時間はiPhone 8とほぼ同じとしていますが、Qi充電器によるワイヤレス充電に対応となりました。次世代規格の「Wi-Fi 6」にも対応し、より高速な通信速度を実現します。
また、eSIMによるデュアルSIMへの対応も見逃せません。1台のiPhoneで2つの電話番号を持つことができるようになります。
価格は4万4800円から、発売日は4月24日
新型のiPhone SEは、4万4800円からとこれまでのiPhone史上最も安い価格となります。本体ストレージの容量によって価格は異なり、64GBで4万4800円、128GBで4万9800円、256GBで6万800円です。
発売日は4月24日で、予約注文は4月17日の午後9時から受付を開始します。詳細情報および予約注文はAppleの公式ページを参照してください。