「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の3機種において、画面修理などで非純正のディスプレイが使用されている場合、「ディスプレイに関する重要なメッセージ」警告がiPhone上に表示されることがわかりました。ユーザーは、修理業者が非正規ディスプレイに交換したことや、中古で買ったiPhoneの画面が非正規ディスプレイであることを認識できます。
Appleは公式サポートページで、純正のディスプレイを使った認定技術者による修理の重要性について説明。その中で、非純正ディスプレイは互換性やパフォーマンスの面で問題が生じるおそれがあり、特にiOSアップデートの適用後に画面タッチや明るさ・色などに問題が露見する可能性があると強調しています。
そうした背景から、iPhone 11シリーズで非正規ディスプレイが使われている状態だと、冒頭画像のような「このiPhoneで正規のApple製ディスプレイが使用されていることを確認できません」という通知メッセージが表示されます。この通知はロック画面に4日間、「設定」アプリに15日間表示され、その後は[一般]→[情報]に進んだ画面で確認できます。
さらに「Appleにより、このデバイスの情報がアップデートされました」という通知が表示される場合もあるとしています。これは、修理サービスの必要度や安全性の解析、今後の製品の改善を目的として、Appleが非正規ディスプレイのiPhoneを記録していることを意味します。
なお、これらの通知が表示されても、iPhoneやディスプレイが使えないというわけではないとも説明されています。