スマホ決済の楽天ペイは、2019年10月1日に国によるキャッシュレス・消費者還元事業が開始されることに伴い、ポイント還元率や還元方法を変更します。キャンペーンを通じて還元率が従来の0.5%から実質5%に引き上げられますが、楽天ペイ自体の還元を受けるには事前エントリーが必要になります。
2019年9月30日までは通常時、楽天ペイによる支払額の0.5%に当たる楽天スーパーポイントが還元されていましたが、10月1日以降、消費者還元事業（2020年6月30日まで）による還元率と合わせて実質5%の還元がどこでも受けられます。ただし、ネットでの楽天ペイ支払いは対象外です。
新しい還元の内訳は上表のとおり。決済する店舗の種類によって消費者還元事業による還元率と楽天ペイによる還元率が異なりますが、どこの店でも合計還元率が5%になるように設定されています。ポイントで払った分も還元対象となります。
注意したいのは、消費者還元事業による還元はエントリーが不要ながら、楽天ペイ（アプリ）による還元を受けるにはエントリーが必須だという点。事前エントリーはキャンペーン特設サイトで受け付けています。なお、キャンペーン（第1弾）は12月2日までの実施ですが、それ以降も同様の還元施策を予定しているようです。
楽天ペイ公式サイト上の地図で対象店を還元に応じて表示する見込み
楽天ペイによる還元の上限は期間中3000ポイントで、2020年1月31日まで使える期間限定ポイントとして12月31日頃に付与されるなど、結構シビアな内容。一方、消費者還元事業による還元上限は1回あたり2万5000ポイントで、翌々月末日頃に通常ポイントで付与されるなど、両者で差があるのも要注意でしょう。
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